新人の安部君が契約を取れた。昨年6月に入社してから9ヶ月かかった。本人はもとより、KA教育の仲間たちがなかなか契約を取れない安部君を心配し、知恵を出し合いながら応援してきた。
KA教育の朝は掃除から始まる。入社以来、朝一番早く出勤し、第1KAビルのそうじに取り掛かる。そのまじめな姿勢は必ず報われると信じていたものの、思うように仕事を進めることが出来ない自分自身を責めている姿もうかがえた。
よく考える。計画を立てる。勇気をもって動く。等、当たり前のことを繰り返し指導してきた。時には激しく叱った。一日も早く成功体験を味わって欲しかった。結果が出なくても励まし続けてきた。
20日の夜、安部君に電話をし、明日学校に同行するので先生に連絡をして時間調整することを指示した。手帳を見ると予定で真っ黒になっているが、睡眠時間を減らしてでも、何とか隙間を縫って応援することを決意した。
21日、朝4時に起床。資料を作成し、安部君と二人でM中学高等学校へ伺った。2時間30分の時間があっという間に過ぎ去った。4月以降の日程や使用教材も決定した。校門を出て、安部君と握手を交わした。顔をくしゃくしゃにして喜んでいた。今にも泣き出しそうだった。妻(専務)と鈴木課長に電話をすることを指示。妻は安部君の電話を受けて「涙が止まらなかった」とあとから聞いた。鈴木課長から夕方電話をもらった。「代表、本当にありがとうございます」。最高の喜びが声から伝わってきた。
みんなに伝えたい。「諦めなければ必ず目標は達成できる」ということを。
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