昨日、横浜のS高校に1年生対象の研修会で伺った。
KA教育のある板橋本町から電車を乗り継いで80分。駅からタクシーで10分。東京都心と違い緑が多い。S高校には年間5~6回伺う。ゆったりした景色にホッとする。
予定より20分ほど早く到着。ご担当のT先生が対応して頂いた。昨年まではO先生が窓口責任者であったが今年からT先生に替わった。会場は隣接する大学の階段教室だ。T先生と生徒の到着を待つがなかなか集まらない。全員が席に着いたときは研修会の時間がすでに40分を切っていた。生徒もいつもと違う環境に何となくそわそわした様子で落ち着かない。
ここからが大変。短い時間で生徒を集中させ、内容を理解してもらわなければせっかく来た意味がない。与えられた時間、ただ一方的に話せば終わりというわけにはいかない。
マイクを握ったときにはもう35分しかなかった。ウォーミングアップはいつも以上に気合を入れた。生徒の笑い声で教室に熱気が溢れてきた。本題に入った頃には生徒の真剣な表情で一杯になった。
「長所で勝負」。「課題改善に取り組もう」。想いを精一杯伝えた。研修会が終わると盛大な拍手を頂いた。真剣に聴いてくれたことが嬉しい。この研修会が彼らの今後の成長のきっかけになってくれれば有難い。
会場を出てロビーでタクシーを待っていると、生徒たちが私の前を通り過ぎて教室に向かった。ほとんどの生徒が笑顔で「ありがとうございました」と声をかけてくれた。温かい気持ちで満たされた。遠くまで来てよかった。みんな頑張って欲しい。全員の夢実現を願う。
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