いつもは開始10分前を目安に学校に伺う。あまり早く行き過ぎてもかえって担当の先生にご迷惑をかけてしまう。今回は初めての先生なので、「開始20分前にいらして下さい」と言われていた。約束の2分前に学校に到着した。ほぼ予定通りだ。いつも電車時間を調べて動く。担当の先生と簡単な最終打合せ。先生から「まだ会場を前の学年が使っていてスタートが遅れそうです」と。困った様子がうかがえた。
予定時間を過ぎても前の学年が終わらない。先生が小声で言った。「校長先生の話が予定時間を大きく超えて30分になってしまったようです」。唖然とした。いくら校長先生でも時間を守って頂かないとみんなが困る。周りに迷惑をかけてしまう。終わりの時間が決まっているのであとに話す人が短縮して話すことになる。会の運営は話す人が持ち時間を守ることに尽きる。チームワークが重要だ。
予定より10分遅れでスタートした。はじめに副校長先生のご挨拶。どんな話をされるのか。興味をもって伺った。時折ジョークを交え保護者の笑いを誘った。会場の空気を読んでいる。さすがだ。笑顔も保護者を引き付ける。ご年配の先生なのに保護者が関心のある内容を話されている。
自分が話したいことを話すのではなく、相手が聴きたい話をすることが大切だ。相手を中心に考え行動できる人は素晴らしい。こういう先生は生徒の気持ちを掴むのも上手いであろう。こんな先生に子どもたちを預けたい。
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