久しぶりに中華料理店「興楽」に伺った。料理長のスーさんは会津の同郷でいつも大変お世話になっている。中華料理店なのに裏メニューが豊富でいつも美味しいものを出して頂ける。特にお勧めはトン足と煮込みと焼き魚だ。ホッピーを飲みながらスーさんとの会話が弾む。
いつものように妻と二人で店内に入いると、先にいた若いお客さんと目が合った。声には出さないが、こちらを見て「ぼく、ぼく」と訴えている。「誰だろう‥?」。「アッ!」。驚いた。ここで会うとは。
平成5年頃だっただろうか。長男の大輔が友だちの誘いで少年野球チームに入ることになった。最初は反対していたが、どうしてもやりたいという大輔の熱意に負けて許した。そこで出会った人が、当時、低学年チームの監督をしていた杉尾貞祐さんであった。建設関係の仕事をしていたが子どもを大切にする教育者だ。真に子どもが好きないい男であった。あっという間に友達になってしまった。杉尾さんご夫婦は鹿児島出身だ。明治維新の頃であったら仲良くなれなかったであろう。杉尾さんに誘われていつの間にかチームの指導者になってしまった。土曜、日曜、祝日は一日中野球の練習になってしまった。終わると杉尾さんの家に招かれて食事会。情のあるご夫婦であった。その次男が明生君だ。運動神経抜群で野球はうまかった。四番でピッチャー。大輔も次男の翔太も可愛がってもらった。
その明生君と偶然、興楽で再会した。明生君は目を真っ赤にしていた。「おじさん元気でしたか?」。結婚してお子さんも誕生したそうだ。毎週一緒にボールを追っていた子どもが立派に成長してくれて本当に嬉しい。今はお父さん(杉尾さん)の会社で一緒に仕事をしているという。杉尾さんの子どもたちを想う心がご自身の子どもを立派に成長させた。素晴らしい。たいしたもんだ。
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私も小学生の頃は野球少年でした。
背が低く、あまりスポーツも得意な方でもなく、玉拾いの日々に楽しみさも覚えていない。
それも経験と思い、ある日、練習試合の時にピンチヒッターのチャンスで、ホームランを打って少年野球を引退。
自分の中で野球は、観戦するのが一番と思いました。
投稿情報: ピンポン | 2009/01/08 12:22
子供は成長している。大人も負けずと成長しなければ、情けないと思う。今年も、更なる成長をしていこうと決意を固めました。
投稿情報: aya | 2009/01/01 13:20
私も野球少年だった。
大会に出た時の緊張や活躍をしなかった事を鮮明に覚えている。
その少年は今はおっさんである。
年月が経つのは早い。
社会人になってからそう思うようになった。
毎年、年末になると必ず言うセリフは「一年間、短かった様な長かった様なそんな一年でした。」
どっちかハッキリしないがそれが率直な感想。
今まで具体的に一年間の計画を立てた事がなかったので来年は立ててみようと思った。
投稿情報: 320 | 2008/12/28 23:41