あっという間に3月になってしまった。「光陰矢の如し」というが時間が過ぎるのは本当に早い。貴重な1分、1秒を、今という時を大切に過ごしていきたい。
例年のことだが1月から3月まではKA教育の「3D教育プログラム」をご活用頂いてる学校に伺って、新年度の年間カリキュラムの打合せを行う。多い日は一日に3校、4校と伺う。
駅を降りて学校に行くまでの足取りが軽い日は心身ともに健康だ。身体が重い日は気分が乗っていない表れだ。そんな日は自分で自分を励ましながら学校に向かう。
元気の良い先生に出会うと元気になる。元気が移る。やる気も出る。心地よい。逆に、忙しさのあまり辛い顔をしている先生に出会うと気の毒に思えるときもある。心は相手に移る。
昨年の今頃は体調が悪く思うように仕事が出来なかった。期限に追われていた。焦っていた。自分を責めていた。「楽しむ心」を忘れていた。一緒に仕事をしていた先生方にもマイナスのエネルギーを移してしまっていたかもしれない。
20年ほど前、板橋の田口会計事務所の顧問をしていた。先生ご夫妻には大変お世話になった。よく食事にも連れて行って頂いた。7年前に亡くなられてしまった先生は寡黙でまじめな方だった。奥さんは非常に明るくいつも大きな声で笑っていた。「忙しいという字は心を亡くすって書くでしょう。どんなに忙しくなっても心を亡くしちゃダメよ。」って教えて頂いた。
何のために仕事をしているのか。なぜ忙しいのか。を自問しながら、仕事が出来る喜びを忘れないで頑張りたい。仕事が出来ることに感謝したい。出会う方に元気を移せる自分に成長したい。
元気で仕事が出来ることは本当に喜ばしいことだ。最近は学校に向かう足取りが軽い。今日も元気だと実感する。
「楽しむ心」で仕事をしたい。
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