WBCで日本が燃えた。侍ジャパーン優勝おめでとう。国民に夢と希望と勇気を与えてくれた選手、監督、コーチ、スタッフに心から感謝したい。大会前イチロー選手が言った。「世界一を守るのではない。勝ちを奪い取るのだ」と。挑戦者の気持ちで死に物狂いになってぶつかっていかなければ世界の強豪を倒すことは出来ないということであろう。
3年前の第1回大会、韓国戦に敗れたときのイチローは真顔で吼えた。悔しさが画面を通して伝わってきた。そして優勝。
昨年の北京オリンピックははっきり言って情けなかった。イチローをはじめメジャーリーガーが一人もいないという現実はあったものの、選手の勝利への執念が、本気が全く伝わってこなかった。
今大会も日韓戦は燃えに燃えた。東京ドームでは韓国に大勝した次の試合でまた負けた。勝利に対する執念の差が歴然としていたように思えた。アメリカでの準決勝進出を賭けた韓国戦でもまた負け。ピッチャーマウンドに韓国の国旗が刺さる。優勝したかのような異様な行動は不愉快であった。韓国選手の日本に勝った喜びの大きさを物語る。
決勝はまた韓国戦。序盤からヒット、フォアボールで塁は埋めるものの1点しか入らない。あと一本出れば勝利を奪い取ることが出来るのに。「追撃の手を緩めるな」の言葉を思い出す。毎回残塁の山。嫌な雰囲気になった。1点リードで迎えた9回裏ツーアウトから当たって欲しくない予想が的中。韓国ベンチは最高の盛り上がり。「頑張れ、日本!」。心で叫ぶ。10回表、ツーアウト2.3塁でバッターはイチロー。その表情からは「何としても勝つ!」の執念が強く感じられた。そして見事打った。「ヤッター」。自然に叫んだ。久しぶりに凄い感動を覚えた。
長の一念。全てはリーダーで決まる。リーダーは行動で示していかなければならない。結果を出さなければならない。重圧に耐えなければならない。勝つか負けるかはリーダーの一念の差だ。勝利への執念。最後まで諦めない強い心が大切だ。子どもたちにも伝えていきたい。
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高校時代に陸上競技をしていました。秋の県大会で4×400mリレーのアンカーをやりました。私にバトンが渡された時の順位は4位でした。なんとか1つでも順位を上げたいと思いながら走り、残り10mで1人抜いて3位になりました。とても気持ち良かったです。諦めない事の大事さを感じました。
投稿情報: KENT | 2009/05/23 19:03
私も以前、某学校で顧問をしていた時のことを思い出します。
特に団体戦は、対戦相手に応じてオーダーを考え、勝ちあがらねばなりません。
前半でリードされ、中盤から作戦変更し、勝機に転じ、幾度となく最後に逆転勝利した
経験を得ました。
最後は、プレーヤーを信じ、持てる力を発揮させるてあげることが、顧問の役割。
最後まで、あきらめずチャンスを待つ姿勢は勝機を近づけてくれる。
晩年は、個人戦で全国準優勝まで進められた。
投稿情報: ピンポン | 2009/05/02 01:41
現状を維持しょうと思うのか、更に上を目指すのか、微妙な心の持ちようによってその結果が大きく変わってくるんだと感じました。
常に攻めの気持ちでいたいです。
投稿情報: 320 | 2009/04/06 08:18