叔父の姿で学ぶ“継続は力”

　夕方、友人の玉川先生（赤羽商業）が会津田島に遊びに来た。先生の実家は会津若松市で、帰郷すると必ず田島に寄って頂ける。今回も埼玉に戻る途中、電車を降りてわざわざ家に来られた。「お母さんと妹さんの顔を見に行きます」。元気な声で連絡を頂く。二人暮しの母、妹をいつも気遣って頂ける。本当に有難い。
　叔父（宏・KA教育相談役）も仕事を終えてやって来た。玉川先生とは６月の１０周年記念祝賀会以来の再会である。嬉しそうに杯を交わす。叔父も１６日に発熱し体調を崩していた。例年田島に帰って来ると殆ど毎日のように会って食事をしたりゴルフを楽しんで過ごしたが、今年はお互い体調が優れず飲む機会も少なかった。

　いよいよ衆院選だ。叔父は４０年前から会津田島出身の渡部恒三さんの応援をしている。若い頃は青年会の後援会会長。現在は後援会の幹事長だ。幹事長と言うと聞こえはいいが叔父の話を聞くと殆ど雑用係だ。選挙が近づくと毎日事務所に行く。掃除、電話番、連絡‥‥。車で１時間かかる会津若松での会議。講演会や遊説の準備等々まさしく縁の下の力持ちだ。４０年間１３期連続当選を直接応援し続けてきたわけだ。「他の人にも手伝ってもらえばいいのに」と言うと、「みんな忙しいから。自分が出来ることは全部やる」と。責任感の塊だ。頭が下がる。今は二人の孫の子守をしながらだから本当に大変だ。「田島出身の人だから応援するのは当然だ。あんな凄い人はもう田島から出ないかもしれない。何党でも構わない。俺は恒三党だから」。いつもの口癖だ。

　ひとつのことをやり続けることは凄い。自分のためのことすら出来ない人が多い中で人のための行動を続けることはなお凄い。以前学校で、「成功の秘訣は」と聞かれたことがあった。「成功するまでやり続けることです」と応えた。継続は力！。子どもたちにも言い続けたい。
　必死で頑張っている叔父の願いが叶うことを祈る。

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Comments

[投稿情報: 320]

体力的にも何年も持続させる事は容易でないと思う。
それ以上に精神的面が強くないと出来ないと思う。
継続すると言うことは凄い事だ!!

[投稿情報: ピンポン]

信頼は、継続から得られることと信じています。
また、責任感の強い人は、誰よりも好かれ、信頼の金メダルを掲げている存在だと思います。
自分も日頃から、継続の人になれるよう「努力のひと」をめざしたいと思います。