先日食事をしたときのことだ。T子さんと大学4年生のS子さんの会話を耳にした。
「就職は決まったの」。
「一応内定はもらいましたがもう一社あるので決定はしていません」。
「そう、内定が決まってよかったね。じゃあ毎日忙しいでしょう」。
「はい。遊びで」。
横で聞いていて唖然とした。彼女は大学に入学するとき必死で頑張った。その結果努力が報われ第一希望の大学(世間では一流と言われている)に合格した。たいしたもんだと思っていた。
「遊びで」は本人にしたら照れ隠しなのかもしれないが事実なら本当に残念だ。
大学に入ることが目標になってしまっている子ども達が少なくない。合格したらあまり勉強しなくなったという声も聞く。何のために大学に行くのか。大学進学を考えている子どもたちや保護者にも真剣に考えて頂きたいと思う。
沢山友達を作り、沢山思い出を作ることはいいことだ。バイトも勉強の妨げにならなければいい社会勉強になるだろう。が、一番重要なことは将来のために自分の実力をつけることだ。本気になって勉強して欲しい。目標に向かって努力して欲しい。必死になって夢を実現して欲しい。
遊んでも卒業できる大学なら行く意味があるのだろうか。貴重な時間とお金を費やして。大学を出たからどこでも就職できる時代はとっくに終わった。重要なことは「どの大学を出たか」ではなく「何が出来るか」だ。社会は厳しい。そこで生きていく力を身につけて頂きたいと願う。
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私も大学卒で新社会人になった時に桜の同期が様々な大学卒がいた。
会話をしてみて、一緒に働き行動してきた。
所詮、○○大卒には差がなく、むしろ苦労して卒業した奴の方が、人間味がある。
所詮、親の脛をかじって甘えて卒業して、未だに所帯を持ちながら、親から仕送りしてもらっている愚かな大卒も見てきている。貴重な4年ないし、6年間は、将来の自分をつくる貴重な時間だったと実感します。
投稿情報: ピンポン | 2009/08/30 15:26
たしかに自身が何をしたかが一番大事なんですね。
今を大事にすることを心掛けて行きたいです。
投稿情報: 320 | 2009/08/30 15:07