昨日早朝4時、妻と二人で実家の会津田島に向かいハンドルを握った。地震の後初めてだ。東北自動車道が通行止めになっていたので下道を走ろうと地図で調べていたが前日宇都宮まで開通した。運がいい。
あまりガソリンが入っていないが会津で入れようと思い補給しなかった。
東北道は節電の影響で真っ暗であった。こんな東北道は初めてだ。東北への物資を積んだトラックやタンクローリーを何台か追い越したが車は少ない。高速を降りて国道を走っていると車の行列を数箇所で見かけた。どれもガソリンスタンドの前だ。開店前から多くの車が並んでいる。ガソリン不足はニュースで知っていたがこれほどかと驚いた。
鬼怒川辺りまで来ると小雪が舞ってきた。陽の当たらない道路の端にはまだ雪が残っている。震災で避難生活をされている人たちは本当にお気の毒だ。
田島に着くと笑顔の母と妹が朝食を準備して待っていてくれた。
「おっかなかった(怖かった)。毎日の余震も怖い」。地震が大嫌いな母が呟いた。
でもみんな無事で本当によかった。
被災地で家族と再会した女性が「生きていてよかった。家も流されてしまったが何もいらない」。テレビで観て涙がとまらなかった。
家族の大切さ、生命の大切さを再確認した。みんなで力を合わせて乗り越えよう。
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