もうすぐ「母の日」。日頃お世話になっている大切なお母さんに「ありがとう」を言おう。

みんなで食事をしていると母（昭子・ＫＡ教育取締役）が歯が痛むという。
「何時から痛いの？」。「もう何日も前から痛い」。「何ですぐに歯医者に行かないの？」。「ちょうどその頃、節子（妹）が具合が悪くて内科、耳鼻科、接骨院と毎日のように連れて行ってたから行けなかった」と。いくつになっても子どもは心配なんだなあ。
　
　節子は生まれつき身体が不自由で一人ではなかなか出来ない。いつも母の指示で動く。母も脳出血で倒れてもう２４年。右手右足は動かない。料理、洗濯、掃除すべて左手一本でこなしてきた。字も左で書く。私よりはるかに上手い。生きるために死に物狂いで努力したのだろう。節子の面倒もずっと一人でみてきた。自分の身体もまともに動かないのに娘の世話までする。親子は凄い。そんな節子かもしれないがいなければ母は寂しい。節子はいるだけで母の役に立っている。まさに二人で一人。親子の縁は本当に深い。

　妻（マリ子）から聞いた。「ママ（母）は歯医者に行きたくても行けなかったんだって。右が痛むと左で噛む。左が痛むと右で噛む。そのうち両方痛くなっておかゆやうどんを食べていたって」。心が痛む。母も妻には何でも話す。嬉しいことだ。私にはあまり話さない。きっと心配をかけたくないのだろう。しかし、親に遠慮させてはいけない。親に気を遣わせてはいけない。もしそうならまだまだ未熟だ。反省。

　友人の歯科医押部先生に診て頂いた。母は「右も左も膿が溜まっていた。よくこれで食事が出来たねって押部先生に笑われた」と笑顔で帰って来た。いつまでも元気でいて欲しいと願う。
　もうすぐ「母の日」。日頃お世話になっている大切なお母さんに「ありがとう」を言おう。

Comments

[投稿情報: TMB]

歳を重ねて初めて自分が思っているよりも母が偉大なのだと感じさせられてきました。これから先も感謝を忘れずコミュニケーションをとっていきたいです。

[投稿情報: tivit]

歳をとるたびに母の偉大さにどんどん気づけるようになりました。少しずつ私も成長できているようで嬉しくなります。母に近づくことが私の目標です。

[投稿情報: iいちご]

母は、偉大！
生涯、大切にしたい。
私のこともそのように思われているのかな？