先日の参院選、自民歴史的大敗。民主圧勝。
教育の目的は「子どもの幸福」であることは言うまでもないが、政治の目的は「庶民の幸福」であると強く思う。「人間はなぜ生きるのか」と問われれば、私は間髪いれず「幸せになるため」と答える。
年金問題、格差問題、政治と金の問題等、現状の政治を冷静に観たとき、「庶民の幸福」という視点が軽んじられていると憤りを感じるのは私だけではないと思っている。「今の政治に満足している」と答える人はかなり少数であることを今回の参院選の結果が物語っているのではないだろうか。
特に政治と金の問題はしっかりやって欲しい。政治家は国民の代表である。模範である。庶民が観ている。将来を背負う子どもたちが観ている。おとなは子どもの見本にならなければならない。「家庭教育力の低下」。「地域教育力の低下」。「学校教育力の低下」が叫ばれて久しい。「近頃の若者は何を考えているのかわからない」等、子どもや若年層を非難するコメントをよく耳にするが、そうした子どもたちを指導できない私たちおとなの責任は重い。
人間は誰でも失敗することがある。間違ったことを反省し、失敗を次への成功への因に出来る人間になりたい。
子どもたちは私たちおとなを、「鋭い感性」と「純粋な心」で観ていることを、私たちおとなはもっと真剣に受け止め行動していかなければならない。
今回見事当選した方々には、「なぜ政治家になるのか」という自身の原点を再確認し、「庶民の幸福」のために死に物狂いで頑張って欲しい。将来を背負う子どもたちのためにも。
「何のため」が本当に重要な時代になってきた。
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ayaさんコメントありがとうございます。物事には必ず意義・目的があります。授業のときも初めに意義・目的を説明します。でも、確かに忙しくなってくると忘れてしまうんですよね。「何のため」を持ち歩きたいと思います。
投稿情報: KA | 2007/08/04 17:19
ブログ開設おめでとうございます。
「何のため」と考え、行動することを忙しさの中では、なかなか難しいと思います。しかし、「何のため」かを考えずして、成功を勝ち取ることはないと思います。この夏に自身の目標を再確認したいと思いました。
投稿情報: aya | 2007/08/04 10:12
takeoさんコメントありがとうございました。私は「何のため」がはっきりしないと動けません。身近なことで確認することを習慣化できるようになりたいですね。
投稿情報: KA | 2007/08/03 11:57
「何のため」大事な視点です。
私の母校では創立者より認めていただいた次の言葉が掲げられています。
「英知を磨くは何のため 君よそれを忘るるな」
確固たる目標があればこそ、あきらめないで貫いていけるものと信じます。
この夏、私も自分の「何のため」を見つめ直してみようと思います。
投稿情報: takeo | 2007/08/03 11:34