朝青龍問題が過熱している。いや、過熱しすぎているのではないだろうか。テレビをつけると、毎日のようにどのチャンネルも同じようなことを取り上げている。確かに、日本の国技である大相撲の横綱の問題だから、相撲ファンにとっては関心も高く、今後どうなるのか気になるところだろう。それにしてもやりすぎではないだろうか。
7月の参院選挙で当選した横峯議員のニュースもよく流れる。国民のために働く公人が、女性問題や賭けゴルフは全くいただけない。特に賭けゴルフなど法律違反である。報じられていることが事実であれば、国民の代表である議員としての資質を問われる。
芸能界の誰と誰が交際しているとか、破局したとか、同じようなことを何度も流す必要があるのか。もっとほかに国民に伝えなければいけないことがあるのではないだろうか。
今やテレビを見ない人はいない。テレビのない家もない。国民にとって大切なことを、これから生きていくために必要なことをもっともっと取り上げて欲しい。テレビを見ている子どもたちにとって大事なことが山ほどあるはずだ。
韓国人のマッサージ師から聞いた話を思い出した。「私の友達が日本人と結婚して子どもが小学生になったが、日本のテレビはひどすぎる。ドラマでは平気で殺人のシーンがあったり、いじめが出てきたり。子どもに見せたくない。子どもの将来を考えたら韓国に帰りたいと相談を受けた」と。
テレビの影響力は大きい。時には、親や学校の先生の話より、与える影響力が大きい場合もあるのではないだろうか。
「子どもの成長に役立つ番組」を子どもたちと一緒に観たいと願う。
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EIJIさんコメントとありがとうございます。親子で楽しむ、笑う、感動する、勉強になる、そしてコミュニケーションが図れるような番組作りを関係者には期待します。
投稿情報: KA | 2007/09/03 16:09
テレビ番組の劣悪さについては全く同感です。関係者がいいテレビ番組を作れば、視聴者は見るということを知ることです。関係者に呼びかけるのと同時に、視聴者がどんどん意見を言い、番組の程度を上げていくという地道な改革しかないのかも。当然、ひどい番組は見ないこと、見せない努力も必要です。見抜く、選択する、という積極さがと問われているのかもしれません。
投稿情報: EIJI | 2007/09/03 08:54