大和町に引っ越してきてから8年目になった。越してきた当時から夫婦でお世話になってきたやまと寿しのマスターが亡くなってしまった。まだ50代の働き盛り。残念。
口数は少ないものの、人の想いを汲み取ることが出来る優しい心根の持ち主であった。
いつも妻と伺い、席に着くと、何も言わなくても、その日の一番うまいものを出してくれた。仕事で疲れていると、気の利いたうまいことは言わないが、マスターの表情から励まして頂いていることを感じ取れた。昼食を取る時間がないときは電話でお願いし、店に行くとすぐに食べられるように用意してくれた。食べ終わると「行ってらっしゃい」と元気に背中を押して頂いた。身体の不自由な母と妹が東京に出てくると、二人の好きなものを覚えておいて一生懸命握ってくれた。子ども達もみんなお世話になった。3年前に自宅を新築したときも、自分のことのように喜んで頂いた。
体調を崩されてからは、ランチも休み、夜も早く終わってしまうようになり、なかなか伺えなくなってしまった。もっといろいろ話したかった。一緒に飲みたかった。あの優しい笑顔はしっかり脳裏に焼きついている。
「人はどこから来て、どこに行ってしまうのであろうか」。
一日一日を大切に生きていきたい。頂いた生命を大事にしたい。そして、子ども達にも伝え続けていきたい。
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私も日一日と限りある寿命を減らしていると感じます。
しかし、そんな不安はマイナス発想なので、出来るだけ明日また家族と一緒に会話が出来る楽しみや健康である喜びに感謝し、自分らしく家族のために仕事に精を出して、一日という単位を日記のように噛みしめる人生を歩んでいこうと思います。
限りある生命を意義ある一生にかけたいと思います。
投稿情報: ピンポン | 2008/04/04 16:57
人間は必ず「死」を迎えます。
でも、身は滅びても生命は永遠だといいます。
一日一日を大切に生きてゆき、充実した生命を積み重ねて生きたいと思います。「あーすればよかった・・・」と後悔のない人生にする為に!
投稿情報: こづ | 2008/04/03 19:51
一日一日があっという間に過ぎていきます。
そして一年があっという間に過ぎてしまいます。
一日一日をどう生きるのかで今後の人生が変わってきます。
「苦労は買ってでもしろ」と言う言葉があります。
お金は無いですが、ただでも苦労はできるのでよかったです。
投稿情報: 320 | 2008/04/02 08:30
私は去年39歳になり男性の平均寿命からすると自分の人生も残り半分になりました。いつ死んでもおかしくない年齢になりました。人生1日1分大事になりました。子供には毎日朝は必ず朝食を一緒に食べて出来る限り伝えたいことを伝えるようにしています。後半戦タイムアップまで全力です。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2008/04/02 07:36
学生時代に大変お世話になった先輩が、現在病床に伏されています。
その知らせを聞いた時はとても驚きました。一日も早く元気になって欲しいと祈っています。
その昔「人間は生まれながらにして執行猶予つきの死刑囚である」と言った文豪がいました。
どうせ生きるなら、マスターのように、この人生で何かを残したいと思っています。
投稿情報: ダンテ | 2008/04/01 22:33