会津藩の「什の掟」(じゅうのおきて)は藤原正彦氏のベストセラー「国家の品格」でも紹介されている。「什」は、10歳で藩校・日新館に入学する前の6~9歳の武家の子ども達を教育した組織である。
会津若松市教育委員会は2002年、6項目からなる青少年健全育成のための指針「あいづっこ宣言」を策定した。少年非行やいじめ、不登校などの子どもの問題に対処するためだ。宣言は、7項目の「什の掟」から時代に合わないものを除き必要なものを加えた現代版である。
1.人をいたわります
2.ありがとう ごめんなさいを言います
3.がまんをします
4.卑怯なふるまいをしません
5.会津を誇り年上を敬います
6.夢に向かって頑張ります
やってはならぬ やらねばならぬ
ならぬことはならぬものです
どれもこれも基本的な当たり前のことである。人間として失ってはいけないことは昔も今も変らない。むしろ道徳観の欠如が叫ばれる今の時代こそ、生き方を大切にする教育が求められているのではないだろうか。
小さい頃、叔父(大山宏・KA教育相談役)によく言われた。「だめはだめ」と。それぞれの家庭でも家の決まりを作って、子どもに教えることを提案したい。
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投稿情報: アメリカ留学 | 2008/05/06 20:19
青少年健全育成の為6項目大人の私がすべて出来ているかと考えると出来てません。当たり前のことですが本当に出来てません。
子供に限らず大人もこの6項目できれば、仕事も家庭もうまく行くのではないでしょうか。今から6項目守ることを誓ってがんばってまいります。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2008/04/06 23:34
自分が小さい頃は、うちの実家では家庭のルールは、小遣いの額が決まっていたことです。
あとは、あったかと思いますが今は思い出せません。
小さい頃からの周りの環境が本人にとっては当たり前に感じるんだと思います。
まだ小さい頃、実家の風呂が壊れていた時期がありました。
その時は銭湯にいっていました。
面倒な事もあったかと思いますが、毎日は行ってませんでした。
それが当たり前の感覚になり、友達が毎日、風呂に入っている事を聞いてそういうものなのかと知りました。
今は、毎日、入ってます。
が基本的には面倒で気がすすみません。
例えが良くなかったですが、知らないということは、ある意味、恐ろしいです。
小さい頃から良い習慣を、身に付け当たり前のようにできるようになると素晴らしいと思います。
その環境を作るのは、私たち、大人という事を改めて感じました。
投稿情報: 320 | 2008/04/04 21:04
基本的な当たり前が、いつの間にか自分の行動が当たり前にすり替えている大人が多く感じます。
津若松市教育委員会の「あいづっこ宣言」は、なるほどと頷いてしまうほど、わかりやすく、勇気が出てきそうな感じを受けました。
最近のニュースや情報などに一喜一憂することなく、むしろ「あいづっこ宣言」のように逞しい育て方を家庭も地域も大事にするべきだと思います。
投稿情報: ピンポン | 2008/04/04 17:20
過去のブログにもありましたが、常識(当たり前)であったことが非常識に、非常識であったことが日常になりつつある現代であると感じています。
しかし、こちらが誠実な姿勢で挑めば、子どももしっかりと返してくれます。大人の都合に子どもを合わせさせがちですが、きちっと話をした上で、子どもたちに思索をさせる時間を与えることも重要であると考えます。
子どもに対して、一人の人格として尊重し接していくことが大切であると思いました。
投稿情報: ダンテ | 2008/04/04 07:23