さあ、4月1日、新年度のスタートだ。世の中は全て原因結果である。今日の努力が未来の自分を創る。目標に向かってみんなでチャレンジしよう。
会津田島は雪である。風も強い。東京は桜満開だというのに。夕方は雷までなった。「頑張れ!」と激励しているかのように。今年度も激動の幕開けだ。
1.ひきょうな振る舞いをしてはなりませぬ。
2.弱いものをいじめてはなりませぬ。
‥‥ならぬことはならぬものです。
会津藩校日新館への入学を控えた武士の子どもたちへの教え「什の掟」(じゅうのおきて)の一節だ。会津藩を中心とした幕府軍が新政府軍に敗れ、武士の時代が終焉した戊辰戦争から140年の月日が流れた。時代が変わっても、当時の武士の精神が会津の地にはいまだに息づいているように思われる。それは祖父から親へ、親から子へと「会津魂」が受け継がれているからにほかならない。
「ならぬことはならぬ」とは、「してはいけないことは、してはいけない」という意味のほかに、「しなければならないことは、しなければならない」とも解釈される。戊辰戦争後、逆賊の汚名を着せられても、会津人は忍耐力や責任感を失わなかった。
戊辰戦争で散ったのは男ばかりではない。若い女性たち二十数人による「娘子軍」(じょうしぐん)は、会津を守るために、なぎなたを手に激しく戦い散っていった。女性であっても、守ってもらうのではなく、自分たちで行動を起こしたのである。
「ならぬことはならぬ」の精神で日々努力し続けていきたい。また、将来を担う子ども達にも伝えたい。
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最近人も企業も「ならぬことでも見つからなければ良い」という感じになってますね。特に企業は儲けるためにしてはいけないことを見つからなければ良いところが多い。ただ儲かるが美徳だという風潮になっていると思います。
会津魂「ならぬことはならぬ」今こそ日本人が学ばなくてはいけないことだと思います。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2008/04/06 23:25
大切な「会津魂」は継承せねば、その地をこよなく愛するものはもったいなくもあり、郷土精神においても重宝であると思います。
いざ、自分がピンチに立たされても自分を鼓舞するときに、再起する要因になると思います。
「武士道の心」は日本文化でもあります。魂でもある。
様々な異文化が交流しても構わないが、「これだけは・・・・」とのものを私も保ち続けたいと思います。
投稿情報: ピンポン | 2008/04/04 17:19
先日、会社帰りのバスの中 40代位の主婦2人が、「バスの中」という事を忘れてしまっているのか・・・?という程の大声で話をしていました。私は体調が優れなかったせいもあり、本当にやかましく耳障りでした。降りる時、振り返り思わず顔を見てしまいました。すると、その後ろに座らされている子供も、同じように「ワイワイ」と騒いでいたのです。まったく・・・と思いました。(注意はしなかったけど・・^^;)
「親から子へ・・」確かに受け継がれていますね・・『悪い事も』
「人の振り見て我が振り直せ」といった所でしょうか。
投稿情報: こづ | 2008/04/03 17:11
ダメなことはダメ!
大人が守れないと、子供は大人の姿を見て守らない。
自分を戒めていく事で、責任感と忍耐力が身に付いていく。
厳しい状況のなかだから、成長できるんだと痛感しました。
投稿情報: 320 | 2008/04/03 00:53
、「しなければならないことは、しなければならない」ことを意識しつつ、今年度は、「スピード・スマイル・スマート」を合言葉に頑張りたいと思います。
できることに関しては、断固成し遂げながら、できないことに挑戦し続ける日々でありたいと考えています。
投稿情報: ダンテ | 2008/04/02 20:03