H高等学校のK先生と久しぶりに会食した。K先生とは10年以上前に出会い、KA教育を起業したあとも色々とお世話になってきた。いつも温かく応援して頂いた。ご家族4人で夏休みに会津田島に遊びに来て頂いたこともある。二人のお嬢さんの体験学習で「蕎麦うち」をやった。懐かしい思い出である。
K先生はH高校が大好きで、今よりもっともっといい学校にしたいと言われた。いい学校とは生徒にとっていい環境を作るということだ。環境は子ども達にとって大変重要だ。良い環境は子どもを育て、悪い環境は子どもの成長を邪魔する。
H高校でも学校改革を唱えているそうだがなかなか実現できないと言う。それは決めたことが持続できず、いつも中途半端で終わってしまうことが原因だとK先生は嘆かれた。決めたことが持続できなければ目標が達成できない。当然のことだ。
大原時代、生徒との初めての出会いで、資格試験合格のために毎年3つの約束をした。時間を守る。挨拶をする。掃除をする。小学生に話すような幼稚な内容かもしれない。この3つを守れない人は合格できないと訴えた。また、約束を守れない人は合格するために来ているクラスメートに迷惑をかけることも伝えた。初めの頃はチャイムがなっても席につけない生徒もいた。挨拶が出来ない生徒もいた。放課後の掃除は一緒にやった。出来ないときはその都度注意した。絶対見逃さない。しつこくしつこく指導した。なぜやらなければならないのか自分の言葉で伝えた。出来たときはおもいっきり褒めた。1週間もするとみんな出来るようになった。顔つきが変わってきた。手ごたえを感じた。教室の空気も引き締まる。心地よい環境だ。クラスの一体感が出来てきた。基本的な生活習慣が身についてくると成績も上がった。
どんなに大変でも決めたことは絶対にやりぬくことが重要だ。個人の好き嫌いは関係ない。わがままは許されない。夢実現のためにまず決めたことを実践しよう。子ども達にも学校のルール、家庭のルールを守る習慣を身につけさせたい。チェックする先生や保護者の応援が大切である。
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一つことをやり通すとは、長い道のりのようで、実は自分のためであったと
後から解ることもあった。
最初は孤独感のようなものを感じ辛い日々。しかし、将来はプラスの方向と
気持ちを切替えれば勝利したのと同じだと思います。
ピンポンにもルールがあります。互いにルールを守れば楽しく過ごせる。
フェアプレーの精神で進むべし。
投稿情報: ピンポン | 2009/02/13 08:18
学校には学校のルールがある。
自分が学校のルールを守ってきたか振り返ってみるとしっかり守った記憶も全然守らなかった記憶もない。
なんとなく周りの友達に流されていた気がする。
その時はルールを守らないのがカッコイイと勘違いしていた部分もあった。
しっかりルールを守りその中で自分の個性を生かす方がカッコイイ生き方だったと今は思う。
投稿情報: 320 | 2009/02/13 07:59