キレる子どもが増えているという。言葉より手が先に出てしまう。我慢することができない。他人を考えない自分勝手な考え方。人とのコミュニケーションで問題を解決することが出来ない。そんな経験がないからであろう。
教育現場の先生方から伺った。子どもが問題行動をして保護者を呼んで注意しても「なぜうちの子どもが責められるのかわからない」という親もいると言う。同じ環境で生活すれば考え方も行動も似てくるのであろう。親と子どもはよく似る。親が出来ることは子どもも出来るようになる。親は子どもにとっていつもいい手本でありたい。子どもの成長過程において家庭環境は重要だ。
しかしキレるのは子どもだけではなさそうだ。「どうしてこんなことで怒るのか」という些細なことで怒鳴っている大人を見かけることがある。逆ギレする大人もいる。見ていてちょっと恥ずかしい。みっともない。キレる理由はあると思うが抑えられないのであろうか。もはやキレるのは子どもだけのことではなく社会全体の現象のようだ。大きな問題である。
経済状況の悪化、不況、倒産、リストラ、雇用問題、年金問題等、様々な難題により大人の心の状態も平穏ではいられない。残念なことだが、努力が必ず報われる時代ではなくなってきているのかもしれない。将来に不安を感じる大人が増えてきていることも否めない。そんな要因が大人のキレる行動につながるのであろうか。子どもに悪い影響を及ぼすことを自覚したい。
小さい頃に我慢を経験しない子どもが、大人になってから我慢を要求されると、どうしていいか分からず「キレる」。子どもの頃から「世の中は自分の思い通りにはならない」ということを学習する必要がある。子どもに我慢する経験を積ませる。面倒なことでも最後まできちんとやらせることが重要だ。将来のためにも「ダメなことはダメだ」とはっきり教えたい。
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新聞メディアでよく見聞きする言葉になりました。人間は感情の動物なので
喜怒哀楽があってあってあたり前。
しかし、バランスの取れない大人を筆頭に子どもまでがマネをする。
特にお笑い漫才などを見て、ギャグのように使う。
社会の煽りから、ストレスを抱え、発散することの苦手な大人も多い。
そんな時は、海や山などへ行って、好きなだけ大きな声で叫ぶとスッキリすることもある。
私も現代社会に負けない自分にバランスを保ちたいと思います。
投稿情報: ピンポン | 2009/02/13 08:29
自分からしてみれば正当な事を言っているつもりで怒っていても、相手からしてみればそれは筋違いだと思い反論すると、お互いに相手に対して逆切れしていると思うのではないかと思う。
逆切れの判断は難しい。
第三者に正しく判定してもらいたい事もあると思う。
世の中、何が正しくて何が間違いなのか分らなくなってる事も多い気がする。
自分も逆切れしていると思われない様に気をつけたい。
投稿情報: 320 | 2009/02/13 08:29