M高等学校の野球部の保護者対象講演会に招かれた。監督のI先生は生徒思いの熱血漢。野球を通して努力することの大切さを教えられている。勉強熱心で生徒のためになることは進んで学習される。
午後3時30分過ぎ、野球部の合宿所に案内されると、I先生の気合いの入った声が響いていた。「やってるな!」。自然に笑みがこぼれた。嬉しくなった。
午後2時から保護者を集めて新年度の説明会をしているという。参加者の中には4月からの新入生の親もいる。説明会が始まってもう1時間30分も経過している。聴くほうも大変だろう。忙しいなか時間を作って参加されること自体素晴らしい。まじめな親をもつ子どもはやっぱりまじめになる。親のまじめが子どもに移る。
講演会場に入ると50人程の保護者が畳に座って待っていた。多少疲れた様子の保護者もいた。ご夫婦で仲良く?参加されている方もいらっしゃった。どんな話が始まるのかと興味津々の顔もあった。
「親が変われば子どもも変わる!」。みな真剣な表情で聴いて頂いた。有難い。早めに終わろうと考えていたが、参加者の熱心な姿勢に接し予定より20分長く話してしまった。
数名の保護者が周りの方と話をされていたのが目に付いた。残念だった。この方の子どもも人の話を聴くことが出来ないのではないかと気になった。
終了後、I先生と会食した。先程の気になることを伝えた。I先生も気づかれていて非常に気になっていたそうだ。「実は今日、練習中にまじめにやっていない生徒がいて注意をしたんです。さっき無駄話をしていたのはその生徒の親なんです」と。
小さい頃から教えられた。「人の話は真剣に聴け」と。
親が出来ないことは子どもも出来ない。子どもの将来のためにも親が出来るようにならなければいけない。
親は子どもの鏡だ。
============過去の記事はココから============
親の事を悪く言われるのは嫌です。悪く言われないにようにするには、自分の行動が大事だなと思いました。
投稿情報: KENT | 2009/04/10 01:01
自分が出来ていないと人に言っても説得力もなければ信用もされない。
現実は厳しい。
私も少しでも行動が伴う様にしていきたい。
投稿情報: 320 | 2009/04/06 05:35
私にも二人の娘がいます。まだ、2歳と3歳ですが、将来が楽しみです。
一方では、どのように成長していくのか?とワクワクとドキドキがあります。
やはり、家族の中で生活している以上、親の立ち振る舞いや言動は、
よく見ているなと関心する瞬間を感じると、自分の「鏡」を見る瞬間に
自分もドッキリします。
人間社会は、大変に複雑ですが、大事なことを伝承することも
親の責務と感じます。
育児も重要と思いつつ・・・。
投稿情報: ピンポン | 2009/04/03 20:23