“ゆっくりゆっくり”観てきたシバ桜

　妻（マリ子）と秩父までシバ桜を見に行った。羊山公園のシバ桜は満開で天気もよく最高の気分だった。
　
　妻から「秩父のシバ桜、凄く綺麗なんだって。見に行こうよ」と何年も前から誘われていた。行きたい気持ちはやまやまだ。が、この時期に出かけるなんて絶対無理だと決め付けていた。４月、５月は一日４～５回の講演会、研修会でハードスケジュール。日曜日も資料作りに追われていた。
　マリ子もそばで見ていてわかっている。でも毎年誘う。昨年、体調を壊したので、もっとのんびりやって欲しい。身体を大事にして欲しいと気遣ってくれているのだろう。

　今年もお蔭様で１日４～５回の講演会、研修会の予約を頂けた。本当に有難い。仕事が出来ることは素晴らしいことだ。
　今年は「ゆっくり、ゆっくり」を自分に言い聞かせている。折角のチャンスなのだからもっと仕事を楽しもうと思った。自分が楽しめば聞いている人も楽しめると気づいた。例年、忙しくなるとイライラする自分になる。身体に良くないことは知っていても。そんな自分と決別することを決めた。自分が変わることは楽しい。

　「よーし、今年は行くぞ」。マリ子も笑った。お尻がムズムズして予定より１時間早く家を出た。
　「芝桜の丘」に植えられたシバ桜は９種類、４０万株。ピンクや白、紫などの花が見事なパッチワークを織りなしている。プラスのエネルギーを一杯放出してくれる満開のシバ桜に接して、心身ともにリフレッシュしている自分に気づく。「本当に来てよかった」。「だから言ったでしょう。毎年言っているのに人の言う事聞かないんだから」。反省。
　また明日から頑張ろう。楽しもう。元気になって東京に帰って来た。

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Comments

[投稿情報: KENT]

私は東北の出身なので、桜というと弘前公園の桜をイメージします。
ﾀｲﾐﾝｸﾞが合えば、また行きたいです。そして、ゆっくり眺めたいです。

[投稿情報: ピンポン]

仕事を充実させるためにも、切り替えがあった方がよい方向へ進むと思います。
外へ出て、気分を換えることは最高だと思います。
自分もそのような気分転換を味わってみたいと最近特に思います。

[投稿情報: 320]

息抜きは、とても大事だと思います。
メリハリのある生活を送っていきたいです。