大阪では店で買い物をしてお金を払って出てくるときにお客が「ありがとう」を言う。ある番組を見て興味をもった。
東京では店の方が「ありがとう」と言う。いつも目にしている光景だ。『買って頂いて「ありがとう」。また来て下さい』と。お客の方はいろいろだろう。頭を下げる人。笑顔を返す人。無言の人もいる。そういえば自分は笑顔で「どうも」かな。
なぜ「ありがとう」なのか?。番組スタッフの問いに、『商品を売ってくれることや包装してくれることに「ありがとう」と言うことは当然だ。相手に何かしてもらえば、それは「ありがとう」だ』と。地元の方が当たり前に笑顔で応えた。
テレビを見ていて心地よくなった。勉強になった。
「ありがとう」は響きがよい。人に何かして頂いたら感謝の気持ちをもつ。そして、言葉で表現する。いくら感謝の気持ちを持っても表現しなければ相手に伝わらない。コミュニケーションは重要だ。
感謝の気持ちや人に対する思いやりの気持ちを持てない子どもが増えている。人との関わり方が希薄になっている表れであろうか。ちょっと寂しい想いだ。
小学生の頃、母親から「人に何か貰ったり、して頂いたら必ず御礼を言いなさい。そして家に帰ってきたら必ずお母さんに話しなさい」って教えられた。いつも実践していた。
子ども達が自然に笑顔で「ありがとう」と言えたら気持ちがいい。「ありがとう」であふれる社会を大人が築いていきたい。子どもの手本になっていきたい。「ありがとう」は幸せの言葉。
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