先月、マリ子と秩父に芝桜を見に行ったとき、芝桜の切手が目に入った。「ちちぶ 春の羊山公園芝桜の丘」と記されていた。あまりの綺麗さにすぐ買うことを決めた。店の方が「これもどうですか?」と、最近発行した切手を勧めてくれた。どれもこれも絵柄が綺麗なので買ってしまった。
小学校時代、友人に誘われて切手の収集を始めた。毎月の小遣いを貯めて、月に1度、赤羽の西友ストアーの切手売場に通った。友人のお母さんに頼んで郵便局での発行日に購入してもらったこともあった。叔父から頂いた切手もあった。ストックブックも4冊くらいまでたまった記憶がある。暇があると良く眺めていた。切手カタログを見て、将来自分で働いたら高い切手も買えるなとひとり笑いした。ところが大事に保管していた切手もいつの間にか行方が分からなくなってしまった。切手に大変申し訳ない思いであった。
秩父での再会を機に忘れかけていた少年時代の貴重な思い出が甦ってきた。もう一度ゼロから収集しようと決心した。
マリ子に付き合ってもらい池袋の東武に足を運んだ。今でも売り場があるかどうか不安だった。「あった!」。雰囲気が懐かしい。童心に返ったように店の人にいろいろ尋ねた。切手カタログ、ピンセット、ストックブック、シートホルダー、そして、肝心の切手も購入した。ワクワクした。子どものような顔つきをしていたのであろう。マリ子がとなりで笑った。マリ子も昔集めていたと言う。「その切手どこにある?」。「もうない」。マリ子の時代のものは自分のものより古いから?価値があっただろうにな。残念。
会津田島に帰って来て郵便局に行った。数年前のものも残っていた。ラッキー。大好きな「国際文通週間」と「切手趣味週間」を買うことができた。汚さないように1枚、1枚丁寧にストックブックに収めた。まるで宝物を手にした子どものようだ。カタログを見るとワクワクな気分になる。小学校時代もそうだったなあ。昔の友達と再会した思いだ。今度こそ大切にする。
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私が子供の頃集めていたものはビックリマンシールとキン肉マンの人形(キン消し)でした。その当時はとても流行っていて、友達みんなと競争する勢いで買っていたのを思い出します。あの頃、一体いくら使ったんだろうと思います。
投稿情報: KENT | 2009/06/04 06:05
私も切手を集めてました。
外国切手を集めていました。
今は行方不明です。
持っていたら値打ちが気になるところです。
投稿情報: 320 | 2009/06/01 21:41
私も少年の頃、切手を集めていました。
日本の切手印刷技術は、世界でも高レベルとされているくらい、海外の人へ
お土産としても喜ばれると聞いたことがあります。
さて、自分の切手集もどこへ行ったか探してみようと思います。
投稿情報: ピンポン | 2009/06/01 21:32