肯定的な言葉で自分を励ます

　新型インフルエンザだったらどうしよう？。不安な気持ちで病院に行った。「急性胃腸炎です。２週間の安静が必要です」。正直、ホッとした。３９度近い高熱。喉の痛み。腹痛。下痢。体中が痛くどうやっても眠れない。一睡も出来ない夜もあった。「でも、あとは良くなるだけだ！。大丈夫！」。
　
　昨年５月、学校での研修会中に急に具合が悪くなりやっとの思いで家に帰って来た。医師から「今までどおりの仕事の仕方はもうだめです。人は誰でもそういう時期が来ます。あなたは今がその時期です。まず体調を戻し、その後は仕事の仕方を変えて下さい」。いつもは大らかな先生だがこのときの言葉は胸に突き刺さった。自分の弱さが情けなく思えた。「そんなことはない！。十分頑張っているじゃないか！」。自分で自分を励ました。「これからまだまだ先が長い。医師の言うとおりに実行しよう」。自分に言い聞かせた。早寝早起き。適度な運動。アルコールを減らす。ストレスを溜めない。自分のために生活習慣の改善に取り組んだ。その甲斐あって昨年１１月以降一度も病院にお世話になることがなかった。「健康になってきた！」。

　高熱で、Ｔ高校の生徒対象研修会、Ｋ学園の保護者対象講演会をＫＡ教育の中村君に代わりに行ってもらった。約束を果たすことが出来なくて大変申し訳ない気持ちになった。また、起業間もない頃から大変お世話になってきたＯ学園高等学校の「創立７０周年記念祝賀会」にも参加することが出来なかった。妻・マリ子（ＫＡ教育専務取締役）と二人で楽しみにしていたのに本当に残念だった。「でも参加した方々にうつさなくてよかった！」。

　成功する人は否定的な言葉を一切使わない。達人曰く。「具合が悪いのではない。そろそろ休めと体が教えてくれているのだ」と。また、「自分に起きることは、いかなることも自分にプラスになることである」と。体調が良くないときほど肯定的な言葉を使っていきたい。肯定的な言葉は自分も人も元気にする。これからもどんどん使っていきたい。

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Comments

[投稿情報: KENT]

私の父、親友が病に侵される姿を見てきているので、強く健康でいたいと思います。その為には、定期的に自分をチェックする意味でも、年1回の健康診断は必要な事でしっかり受けようと思っています。
もし、病と戦う事になってしまっても、絶対前向きにとらえリベンジしたいと思います。

[投稿情報: 320]

メタボな私は健康に気をつけようと思いながらついつい自分の弱さに負けてしまい食べ過ぎていました。
今は後悔しない様にコツコツ出来る事を実行しています。
ですがそれに甘んじて以前より食べ過ぎてる気がします。

[投稿情報: ピンポン]

インフルエンザでなく良かったと思います。
体調が不安定な時は、身も心も不安になると思います。
早く回復するためにも、十分な睡眠と栄養補給をされ、体調を整えて頂きたいと思います。
私も家族のために予防に心がけたいと思います。