子供は親を選べない

　テレビを見ると酒井容疑者の話題で一杯だ。どのチャンネルも全く同じ。正直うんざりする。メディアはこの事実を通じて何を国民に訴えたいのであろうか。面白半分で見ている人も少なくない。
　不起訴になるかもしれないという報道もあったがとんでもない。悪いことは悪い。覚醒剤は法律違反だ。もっと重い罰を与えた方がいいという意見も多い。同感だ。

　酒井容疑者の夫は逮捕された。酒井容疑者も覚醒剤を保持し数年前から使用していたと夫が供述している。逃亡し、髪の毛を切り、携帯を捨てた。すべて自分の身を守る行動だと言われても否めないだろう。

　先週見た番組で、「芸能人は逮捕されるとみな台本を書き演じる」と言った人がいた。説得力がある意見に驚いた。
　「死にたい」も演技なのか？。

　一番の被害者は１０歳のお子さんではないだろうか。本当に気の毒だ。１０歳といえばもう善悪も分かる。彼はこれからどうなるのであろうか。そのことを父親や母親は真剣に考えて行動してきたのであろうか。親の責任は重い。

　酒井容疑者や夫は今後どうなろうが関係ない。が、子どもには全く罪はない。

　子どもは親の影響を受けて成長する。いいことも良くないことでも。
　親はそのことをしっかり理解して行動する責任がある。言い訳は通用しない。

　子どもは親を選べない。そのことを親は真剣に自覚すべきである。

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Comments

[投稿情報: 320]

自分の行動が家族や周りにいる人を喜ばせることもできれば、その反対もある。
自己中心的な心を変えていく事が大切だと痛感いたします。

[投稿情報: ピンポン]

未来ある子供にとって、犯罪者になってしまった親をどのように受け止められるだろうか。
本当にかわいそうである。自身も親である以上、責任ある行動をとってこそ、親であることを証明したいと思う今日。
親の振る舞いは、全て鏡として子供へ反映されることを肝に銘じたい。