「民主党で大丈夫なのか?でも自民党政治にはもううんざりだ!」。国民の出した回答だ。古い体質の人が自分のためだけに政治をする時代は終わった。派閥の領袖たちは我が物顔だった。偉そうだった。自分勝手で政治は出来ない。横柄さに怒りを覚えた国民は少なくない。血税を自分の金のようにどんどん使う。天下りで自分だけが得をする。責任の所在が不明で誰も責任を取らない。取ろうとしない。取らせない。子どもだって悪いことをすれば厳しく叱られるのに。そんな仕組みを変えるのが政治のはずだ。あまりにも庶民感覚とかけ離れている。「この人何やっているのだろう」と感じた政治家はほとんど去った。過去の栄光は全く通用しない。決して民主党が選ばれたわけではない。自民党に嫌気をさした国民感情が民主党を選択したと思う。「何とかしてくれるのではないか」という国民の期待を裏切ってはいけない。
前回の自民党圧勝。今回の民主党圧勝。なぜこんなに極端なのか。全国の政党別得票率をみるとこんな差にはならない。特定の政党だけが勝つことに違和感を感じる。まさに小選挙区制の成す技だろう。国会は国民の代表による討論の場だ。であるならば厳密にはそうならなくてもある程度得票率に近い議席を与えて議論して欲しい。そんな制度を考えて頂きたいものだ。
選挙制度だけに問題があるとはいえない。学校で休み時間友達に「トイレ行こう」と言われると自分は用がなくても一緒に付き合う子どもが多いという。「みんなと一緒じゃないと不安」。「みんなと一緒が安心」は子どもだけの行動かと思っていた。だが2回の選挙結果を見るとそういった特徴が大人たちにもあるのだろうかと思ってしまう。ちょっと怖い。風が吹くと一方だけが圧倒的に勝つ。真剣にコツコツ頑張ってきたのに不運にも風に負けた政治家もいたのではないか。気の毒だ。「頑張った人はさらに頑張る場を与えられ頑張らなかった人は退場する」。そんな制度は出来ないものだろうか。
民主党は国民に約束したマニュフェストを実行し国民のために本気で頑張って欲しい。どこまでも国民の味方であって頂きたい。偉そうな政治家に次はない。
============過去の記事はココから============
この度の選挙は、明暗がクッキリと分かれた結果でした。
民主党は「政権交代」と豪語していた発言とマニュフェスト実現にお手並み拝見したい。
しかし、実現に4年は国民の立場からみればあまりにも長すぎる。せめて、1年だと思う。
およそ党としても過去の「寄り合い党」なので1年間維持出来るかな?と期待もしていない。
いずれ、近い時期に解散総選挙の様相が目に浮かびます。
投稿情報: ピンポン | 2009/09/02 08:29
国民の為に働いてほしいです。
自分の利益だけを考えて自分達の都合の良い様にする事は許せません。
どの世界でもそういった事がきっとあると思います。
自分も知らないうちにそうなっているかも知れません。
常に何の為にを自分に問う事が大事だと思いました。
投稿情報: 320 | 2009/09/02 08:29