T高校のU先生と新年度の打合せで学校に伺った。
T高校がKA教育の「3D教育プログラム」を活用されて9年経つ。T高校は毎年受験生が多い。東京の私学の中でも人気校のひとつだ。クラブ活動も活発で生徒は伸び伸び明るい。「エゴグラム診断」の結果でもエネルギーの高い生徒が多くいる学校だ。
U先生は進路指導の担当で今年度は1年生の担任もされている。部活動の顧問もされスーパーマンのように忙しい。
そんなU先生から貴重なお話を伺った。U先生は入学直後から自クラスのなかで2人の男子生徒が気になっていたという。線が細い。人とあまり関わらない。成績も芳しくない。4月の「エゴグラム診断」もこの2人の生徒はU先生が思っていた通りの結果が出たそうだ。何とかしなければ。U先生は他の生徒よりこの2人の生徒とのコミュニケーションを多く取ろうと決めた。ことあるごとに積極的にU先生の方から声をかけた。その結果徐々に生徒の様子が変わってきた。
グループコミュニケーション(KA教育が開発している教材で、一つのテーマをグループで話し合って課題を解決する)の授業のとき、グループ内で積極的に意見を言う2人の姿を目にした。表情も明るくなってきたそうだ。U先生も2人の変化に大いに喜ばれたことであろう。そして、3学期の模擬試験では2人はクラスの中で10番以内に入ったという。
日頃冷静なU先生の力強く話される姿に接して感動を覚えた。自分のことのように嬉しく思った。真実は人を揺さぶる。U先生もこの体験を通して一回りも二回りも大きく成長されたと確信する。先生の生徒への関わり方が生徒に大きな影響を及ぼすことを改めて実感した。
指導者の責任は大きく重い。指導者によって生徒の伸び具合、成長度合いが変わってしまうからだ。一人ひとりの生徒を今より成長させようとの強い思いをもって生徒と関わって頂きたい。
U先生のような指導者が今後益々増えていくことを期待したい。またKA教育もそのために全力を尽くしたいと思う。
ブログランキングに参加しています。 応援クリックをよろしくお願いします⇒
============過去の記事はココから============
対応の大切さを感じる。
目に留まらない生徒も居ると思うが、エゴグラムを見て、また、変化を見て対応していただけると良いですね。
投稿情報: イチゴ | 2011/04/08 17:44