友人の町会議員Kさんと懇談した。Kさんは先日の町議選でも見事再選を果たした。南会津町の発展のために本気で頑張っている情熱溢れる人だ。今回の震災でも避難生活をされている方たちを南会津町で受け入れようと直接会って話をしている。
震災直後、約1000人の方が南会津に来られることになっていたようだ。が、直前になってキャンセルになったそうだ。当時の南会津はまだ雪が残っており寒いということが一番の原因ではないかという。
今はようやく雪も消えた。余震もたまにあるがこの地域は岩盤が強いようで揺れが弱い。今一番問題となっている原発からも120キロと遠い。海沿いの被災地からは遠く離れた山岳地域だが安全な場所だと思う。体育館での生活よりもKさんが尽力して準備したペンションの方がはるかに快適な生活であろう。すでに400人以上の方が南会津で避難生活を送られているそうだ。
いま政治家は何をやっているのか。主導権争いはもううんざりだ。なぜ原発事故が起きたのか。なぜ早く事故を治められないのか。なぜもっと早く義援金が渡されないのか。これからどうなるのか。何も見えてこない。議論はもういい。困っている国民のために早く実行して欲しい。
震災後テレビを見ていつも感じていた。大臣や国会議員は安全な永田町を出て、福島の原発の近くに対策本部をおいて、避難生活をされている方々と一緒に生活をして、苦しみを知った上で対策を決めるべきだと。
現場を知らないで対策は立てられない。覚悟のない政治家は今すぐバッチをはずして欲しい。
今こそみんなで協力して一日も早い復興を心から願う。政治家は困っている人の立場にたって考え行動して欲しい。そして子どもたちの手本となる行動を自ら示して頂きたい。
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