昨日、妻、母、妹、義兄と5人で下郷町の大内宿に行った。
義兄は以前から大内宿に行きたがっていたが休日は人で溢れていると聞くと行くことを諦めていた。
朝起きて義兄をどこに案内しようか考えていた。先月あるテレビ番組で大内宿の民宿の女将が泣きながら風評被害を訴える場面を思い出した。「大内は大丈夫です。みなさん是非大内に来て下さい」と。
こういう時期だからこそ行こうと決めた。
大内宿の蕎麦の名店「三澤屋」に電話した。ねぎで蕎麦を食べる「ねぎ蕎麦」が有名だ。前回伺ったときは1時間30分待ちと言われ諦めた店だ。午前9時30分から営業していること。震災、原発の後全く人が来なくなってしまったこと。2~3日前からやっとお客さんが来るようになったこと。車椅子は駐車場で借りれることなどを伺い、早く行かないとまた待たされると思い9時前に5人で大内宿に向かった。9時30分過ぎに駐車場に着いたがかなりの車があった。三澤屋の前に行くと人で溢れていた。それでも予約していたので何とか10分くらいで案内された。
囲炉裏には岩魚が串に刺され炭で焼かれていた。香ばしい匂いが店内に充満していた。客席では大勢の人が美味そうに蕎麦をすすっていた。岩魚と天ぷらを注文しそれぞれ好きな蕎麦をお願いした。
帰りの道は空いていたが反対車線は県外ナンバーで溢れ国道から大内宿に向かう山道は渋滞であった。あれじゃ駐車場に辿り着くだけでも1時間以上かかるであろう。ちょっと気の毒に思った。
人で一杯だと待ち時間が長い。でも人で一杯だと活気が溢れる。
「会津に来て頂いてありがとうございます」。反対車線の車に心の中でお礼した。
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風評被害は、とても気の毒でならない。
自粛も、考えないと景気回復にならない。
東北を応援するには、現地に行ってお金を使ってあげること。
現地の物を買ってあげること。
一日も早い復旧復興を願う。
投稿情報: イチゴ | 2011/05/13 12:37