久しぶりに故郷会津田島に帰って来た。正月以来だ。道の端や空き地には多少雪も残っているがもう春を感じる。
昨日、親友の渡部秀喜君の家に呼ばれて妻(マリ子)、母(昭子)、妹(節子)と4人で伺った。午後3時の約束だったが仕事が終わらず多少遅れてしまった。秀喜は奥さん(律子さん)と3人の子どもを連れて1月に東京の私の家に遊びに来た。東京が疲れたのか田島に帰ってすぐ長女の葵がインフルエンザになってしまった。
玄関に入ると、3人の子どもたちが「あっちゃん来た。」と大きな声で迎えてくれた。3時からずっと玄関で待っていたのであろう。正月に遊びに来た時は人見知りしていたが東京で一緒に遊んだので覚えていてくれた。それがまた嬉しい。秀喜のお母さんの栄子さんは母の親友だ。「この前は大勢で大変お世話になりました。」とニコニコ笑った。秀喜のお父さんもお元気で安心した。秀喜のお婆ちゃんの仏壇に手を合わせた。「よく来たな」と婆ちゃんの声がした。
今日は長男の聖生(せいき)の卒園式だった。「聖生の返事が一番大きかった」と秀喜が嬉しそうに言った。年中の葵も司会の一部を担ったそうだ。大したもんだ。感心した。次女の愛理は妻の膝に腰かけた。
みんなで記念写真を撮って乾杯した。いい天気のおかげでいつもなら1杯しか飲まないビールがどんどんのどに入っていく。テーブルの上には食べきれない旨い料理が並んだ。3人の子どもたちは正座をして黙々と食べた。誰も一言もしゃべらない。妻も行儀のよさを褒めた。すべて日頃の親のしつけだ。秀喜は「これらは食べるといつもこうだ。」と目を細めた。
食事の時でも動き回る子どもがいる。騒ぐ子どももいる。そして指導しない親がいる。そんな姿を目にするととても残念に思う。
「ならぬことはならぬ」。今、子どもたちに教えたい。
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お店で走り回る子供達を見ると、注意していない親は僕がみたかぎりあまりみかけませんでした。ですが注意されても走り回る子供達を見て、子供達にもわかるように教えなければいけないのだと思いました。
その事を理解し親になった時自分の子供にわかるように教えられる親でありたいと思いました。
投稿情報: TMB | 2013/05/20 08:09
食事の時に、その家の躾がよく解る。礼儀の正しさを見るととても気持ちが良い。
投稿情報: iいちご | 2013/05/14 15:54
いつか私が親という立場になった時、ダメなものはダメと自分が教えてもらったように、
しっかり躾ができるようでありたいと思います。
投稿情報: tivit | 2013/05/14 08:06