25日朝4時トイレに起きた。妻(マリ子)も目が覚めた。突然「変。目が回る」と言った。そのまま起き上がらない。「疲れているんだよ。もう少し寝なよ」。7時頃「トイレに行く」と起き上がった。また「目がぐるぐる回る」と言って座り込んでしまった。吐き気もあるらしい。困った。どうしよう。妻はその場で吐いてしまった。しばらくして立ち上がり、私に寄り掛かるようにしてトイレに行った。1歩動くのに何秒かかったことか。時間が止まったように感じられた。過去の苦い思いが頭をよぎった。
昭和64年1月初旬、今思えば平成に年号が変わる直前だった。当時大原簿記学校に勤務していた。日商簿記1級半年合格を目指すクラスを担当していた。全国合格率7~8%。半年で合格させることは非常に難しい。この年は理解力別クラス編成で一番上位のクラス担任であった。学生も大変だが指導する方も毎日毎日がプレッシャーの連続だった。11月の1級試験の合格発表の朝だったと記憶している。会議中突然机の上に倒れた。意識はあったがグルグル回る。何が何だかわからない。会議が中断され上司や同僚の慌てる声を耳にした。近くにある東京警察病院に運ばれた。病院で吐いた。内科医は「多分、耳だと思います」と。その日は土曜日で耳鼻科の先生がいなかった。家に帰ってもグルグル回り吐いた。トイレもはって行った。月曜日に帝京大学病院に行くと「前庭神経炎」と診断された。原因はストレス。完治まで2か月近く要した。救いは担当クラスから7割以上の合格者を輩出することが出来たことだ。
8時30分母の主治医キムラクリニック(院長:木村孝先生)に行った。患者が大勢待っていたが優先的に診て頂いた。有難かった。「すぐ南会津病院に行って下さい」。ここも患者が大勢待っていた。内科医高野光先生の問診は長時間費やされた。先生の真剣さが伝わる。CTの結果から脳に異常なし。一安心。点滴2本。6時間。3度吐いた妻の顔色に赤みが戻って来た。「おそらく内耳のトラブルだと思います。今晩また具合が悪くなったら救急車を呼んで下さい」。
妻がこんなにストレスを我慢していたと思うと申し訳ない。反省。これからは「ゆっくり、ゆっくり」を心掛けて生きたい。
人それぞれストレスの発散の仕方は違うと言われるので自分自身にあう発散の仕方をみつけたいです。
投稿情報: TMB | 2013/05/21 12:53
私も気づかないストレスで身体に異常がでた経験があります。大事には至りませんでしたが、ストレスで身体がこんな反応をするのかとびっくりしました。うまく自分のこころをコントロールしていきたいです。
投稿情報: tivit | 2013/05/15 08:01
ストレスは、溜めない。上手に発散するには、相手に、思いを伝えること。出来るかな!?
出来る。大丈夫。大成功。
健康のために心がけよう。
投稿情報: iいちご | 2013/05/14 15:39