先日大森学園高等学校で新年度に向けて「3D教育プログラム」年間カリキュラム作成会議を行った。参加者は責任者で生徒指導部長の和泉隆先生と学年主任、副主任の先生方7名であった。
大森学園でKA教育の「3D教育プログラム」を活用されてからもう10年になる。実践エゴグラム(年2回のエゴグラム診断とマイチャレンジ)で生徒の長所を伸ばし課題改善に取り組む。またロングホームルームを活用し年間10回程度のグループコミュニケーションを実施して生徒のコミュニケーション能力を高める。
実践エゴグラムの結果、入学時点と6回目の3年秋のエゴグラム数値を比較すると、学年集団として毎年かなり成長していることが伺える。嬉しい限りだ。これは担任の先生方をはじめ指導者が生徒と真剣に向き合っている結果であると思う。
昨年11月、初めて「公開授業見学会」を開催して頂いた。これは大森学園のグループコミュニケーションの授業を3D教育研究会の学校の先生方に見て頂く企画だ。実際に授業を担当された先生は、知らない先生に自身の授業を見られることにプレッシャーを感じられたことだろう。その分、授業が終わったときの達成感は格別だったに違いない。大森学園の公開授業見学会は大成功に終わった。
学年主任のO先生からとても大切な質問を頂いた。「なぜ子どもたちのコミュニケーション能力が弱くなってきたのでしょうか」。いろいろ見方はあるだろう。私は思う。近所に昔あった子どもたちのコミュニティーが無くなってしまったこと。昔はガキ大将がいて子ども同士のルールがあった。その中で子どもたちは成長していった。少子化、共働き、核家族化、コンピューターゲーム、携帯電話などの影響も大きい。人との関わりが昔に比べて希薄になっている。大変寂しく思う。
時代が変わってもコミュニケーション能力は社会から必要とされるであろう。みんなコミュニケーション能力を高めよう。
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子供の頃を振り返ると同級生だけでなく近所の年代が違った子供達と遊んでいた。子供の多い世代かも知れないが、さまざまな会話、遊び方、勉強の仕方を教わった。
日常生活が、コミュニケーションオンの場であった。環境は、自分で作る。
投稿情報: iいちご | 2013/05/15 08:50
昔を思い出しても外で遊ぶ事が滅多にありませんでした。もっと、外に出て他校の子達と交流をしておけば良かったと少し後悔しています。
投稿情報: TMB | 2013/05/10 08:15
コミュニケーション能力はすぐに身につくものではないので、もっと早くから鍛えておけばと思っています。もっと力をつけていきたいです。
投稿情報: tivit | 2013/05/10 07:55