久しぶりに友人のTさん(私立高校教諭)と会った。
娘さんが今年大学生になった。「おめでとうございます」と声をかけると「ありがとうございます。何とか合格出来ました」と照れ臭そうに笑みを浮かべた。娘さんの希望する大学に入ることが出来なかった残念さも伝わってきた。
彼は娘の受験に向けて帰宅後マンツーマンで毎晩指導されていた。昨年お会いしたとき一杯誘ったが「娘が合格するまでは飲みません」と言われた。たいしたもんだ。なかなか出来ない。「もう少し早いうちに見てあげればよかった」とも。
彼女は有名な進学校に通っていた。父親に似て優秀だ。中学校まではトップクラスだったようだ。高校に入ってからはあまり勉強しなかったと聞いた。成績も伸び悩んでいたようである。勉強が好きな子どもが徐々に勉強から遠ざかっていく。意欲が弱まる。自信を失う。そんな姿を見ると親は寂しい気持ちになるだろう。
「先生と合わなかったんじゃないんですか?」率直な疑問をぶつけた。「いい学校だと思いますが娘には合わなかった。先生ともあまりうまくいってなかったようです」。父親としての正直な気持ちを伺えた。Tさんは学校では生徒の立場に立って指導する先生だからなおさらだろう。「自分ならこういう指導をするのになぜ娘の先生は」といつももやもやしていたのではないだろうか。
子どもも保護者も先生を選べない。当然先生も生徒を選ぶことは出来ないだろう。縁あって先生と生徒として出会った。不思議な巡り合わせだ。
生徒一人ひとりを自分の大切な人間(弟、妹、息子、娘、甥っ子、姪っ子など)だと思って関わって頂きたいと願う。子どもは出会った人によって大きな影響を受ける。良くなるかならないか。指導者の責任は重い。
娘さんが今年大学生になった。「おめでとうございます」と声をかけると「ありがとうございます。何とか合格出来ました」と照れ臭そうに笑みを浮かべた。娘さんの希望する大学に入ることが出来なかった残念さも伝わってきた。
彼は娘の受験に向けて帰宅後マンツーマンで毎晩指導されていた。昨年お会いしたとき一杯誘ったが「娘が合格するまでは飲みません」と言われた。たいしたもんだ。なかなか出来ない。「もう少し早いうちに見てあげればよかった」とも。
彼女は有名な進学校に通っていた。父親に似て優秀だ。中学校まではトップクラスだったようだ。高校に入ってからはあまり勉強しなかったと聞いた。成績も伸び悩んでいたようである。勉強が好きな子どもが徐々に勉強から遠ざかっていく。意欲が弱まる。自信を失う。そんな姿を見ると親は寂しい気持ちになるだろう。
「先生と合わなかったんじゃないんですか?」率直な疑問をぶつけた。「いい学校だと思いますが娘には合わなかった。先生ともあまりうまくいってなかったようです」。父親としての正直な気持ちを伺えた。Tさんは学校では生徒の立場に立って指導する先生だからなおさらだろう。「自分ならこういう指導をするのになぜ娘の先生は」といつももやもやしていたのではないだろうか。
子どもも保護者も先生を選べない。当然先生も生徒を選ぶことは出来ないだろう。縁あって先生と生徒として出会った。不思議な巡り合わせだ。
生徒一人ひとりを自分の大切な人間(弟、妹、息子、娘、甥っ子、姪っ子など)だと思って関わって頂きたいと願う。子どもは出会った人によって大きな影響を受ける。良くなるかならないか。指導者の責任は重い。
興味を持てなかった先生の授業には身が入らず、話をしっかり聞けていなかったことを思い出しました。先生に興味を持って向き合うことも学校生活を充実させるために必要なことかもしれないと考えさせられました。
投稿情報: tivit | 2013/06/15 08:12
子供の頃を振り返ると、やはり好きな先生の教科は、得意だった。
相性もあるが、以心伝心で相手に思いは、伝わる。良い出会いが出来るように心がけたい。
投稿情報: iいちご | 2013/05/14 15:10