先日、埼玉で学習塾を経営されているM先生と懇談した。
今年4月、K高等学校で保護者対象講演会を実施した。M先生はご子息の保護者として奥様と一緒に講演会に参加されていたそうだ。後日、K高校の先生から「保護者で学習塾を経営されている方が、KA教育の実践エゴグラムを塾で導入したいのでお話を伺いたいそうです。」と連絡を頂いた。塾からのお話は初めてなので興味をもった。
M先生は約束の時間に駅の改札で私の到着を待っていらっしゃった。暑いのにスーツで身をまとい、まじめな人間性が伺えた。
私の講演会に参加した感想。個人経営の塾の話。塾生や保護者の話。ご子息がK高校に入学したエピソードなど短時間で様々なお話を伺うことが出来た。初対面なのに心を開いて話されるM先生の姿勢に好感が持てた。気さくな先生で安心した。
M先生のお嬢さんの話題になった。中学まで成績が抜群で東京の私立高校に進んだ。ところが担任の先生との相性が悪く学習意欲が一気に失せてしまったそうだ。塾長の顔から親の顔に変わった。今は大学に進み、本来の姿に戻ることが出来たと喜ばれていた。
子どもは指導者によって変わる。よくも悪くも。素晴らしい指導者との出会いがその後の人生に大きな影響を与える。指導者の一番の仕事は子どものやる気を高めることであると思う。
今、子どもたちの立場に立って考え行動できる指導者が求められる。教育の目的は子どもの幸福だ。
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