Y中学校に「実践エゴグラム診断結果分析報告会」で伺った。
4月に実施した「実践エゴグラム診断」の結果を先生方にご報告し、今後の生徒指導の方向性を提案する会だ。
参加者は中学1年生、2年生のご担当の先生方約15名。
Y中学校では9年ぶりだろうか。学校に到着すると、窓口責任者のN先生が入り口で待っていらっしゃった。その隣に9年前の窓口責任者のT先生の笑顔があった。久しぶりの再会にお互い自然に握手した。懐かしい想いで一杯になった。「元気でしたか。菊地さん全く変わりませんね。お会いしたかったです」。機関銃のような話しっぷりはT先生も全く変わらない。シンボルマークの「ひげ」も健在だ。二人のやり取りにN先生も笑っていた。
中2の生徒のエゴグラムは他校と比べてエネルギーの低い子どもたちが多かった。ちょっと心配。今後は特に、「基本的な生活習慣」を身に着けるようコミュニケーションを図って頂きたいと提案した。一方、中1の生徒のエゴグラムは他校の生徒と比べてエネルギーの高い子どもたちが多かった。入学直後のデータが高いことは珍しい。秋の2回目の結果が今回より下がらないよう生徒をよく観て関わって頂くことをお願いした。若い先生が多かったがみな真剣だった。好感がもてる先生方であった。
N先生との打ち合わせを終え玄関に向かう途中、中1の先生方がベンチに腰掛け車座になって打ち合わせをしていた。N先生から「先程の菊地さんの話を受けて早速今後の対策を練っているんですよ。この学年はいつもこうなんです」と説明して頂いた。凄いことだ。素晴らしいことだ。先生方が共通認識を持って同じ方向で生徒に指導すれば必ず生徒は伸びる。
こんな先生に教えてもらえる生徒は幸せだ。秋の2回目の結果が今から楽しみだ。清々しい気持ちで学校をあとにした。
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