保育料の滞納90億円。滞納した保護者は約8万6千人。新聞を読んで驚いた。この5年間で滞納者が増加したと回答した自治体が6割近い。その理由としては「保護者の責任感、規範意識の問題」が65.9%で最も多く、次いで「保護者の収入減少」が19.4%を占めるという。給食費の未払い問題も根っこは同じだと感じる。
人間が生きていくなかでいろいろ問題は発生する。しかし決まりは決まりである。物を購入すればお金を払う。サービスを受ければ代金を支払う。当たり前のことだと思う。収入が減少したからといって保育料を払わなくてもよいということにはならない。まして、払えるのに払わないのは言語道断ではないだろうか。「保護者の責任感の低下」などという言葉は聞きたくないというのが正直な気持ちだ。
子どもは親の姿(行動)をみて成長します。いくつになっても、「うちの親父はこういう人だった」「うちのお袋はよくこう言った」と会話に出てくるもの。子どもに責任感を教えるのは親の重要な責任である。
子どもの成長のために、親は自身の行動で示して欲しいと思う。
子どもたちが将来おとなに成長したとき、「うちの親父は厳しかったけど責任感が強い人だった」と言わる自分でありたい。
「人に迷惑をかけるな」。子どもの頃よく言われたものだ。
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