「コツコツやること」が苦手な人がいる。
「継続は力なり」というが「継続する」ことは難しい。学校が決めたことでも、会社が決めたことでも、自分で決めたことであっても。時の経過とともに「継続する意欲」が薄れてしまうのだろう。「明日でいいや」と思った瞬間が危険信号である。
学校を退学する生徒がいる。やむを得ない場合もあるがそうでない場合も多い。彼らを見てきて共通点があると思う。目標がない。飽きっぽい。自分に甘い。そして、コツコツやることが苦手。
何をするにしても、はじめは全てゼロからのスタートである。コツコツ積み上げていけばいつかは必ずゴールする。
子ども時代を振り返ると、継続出来るものと出来ないものがあった。好きなこと、自分で決めたことは出来た。人に言われて嫌々やったものは出来なかった。そしてもう一つ、出来たときに褒められたことが嬉しかったことを覚えている。自信がついた。また挑戦してみようかなという意欲が湧いた。
「コツコツやること」が苦手な子どもが多いと聞く。「どうしたら出来るようになりますか」と尋ねられる。特効薬は何もない。日常生活の中で、何か一つ「絶対やらなければいけないこと」(家庭のルール)を決める。最初は苦痛でも決めたことをやり続ける。その行動が習慣化されると、「コツコツ」が身につくのではないだろうか。出来たときは一杯褒めていただきたい。
「コツコツ」が出来るようになると子どもたちの自信になる。親子でチャレンジすることをお勧めしたい。「こつこつは力なり!」。
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ピンポンさんコメントありがとうございます。こつこつやることが習慣化されていても、いろいろな理由から、「今日はやりたくない」、「今日は気が乗らない」なんて事がよくあります。本当に自分との戦いであり、葛藤ですよね。でも、それを乗り越えて「出来た」時の喜びを知っているから「出来る」のでしょうね。
投稿情報: KA | 2007/09/21 07:41
坂さんコメントありがとうございます。周りに自分にはない能力の高い人が大勢いたとき、自分は自分らしく頑張ろうと思ったときがありました。自分らしさ、それが「こつこつ」と諦めないで粘り強くやることだったんです。こつこつやれば自分が変わる。自分が変われば全てが変わる。これからもこつこつやっていきます。
投稿情報: KA | 2007/09/21 07:35
いちごさんコメントありがとうございます。同感です。過去に経験したことは出来るが、経験していないことは出来ないのが当然ですよね。「自分が出来ることは人も出来る」と思ってしまうことがある私は反省しなくてはいけません。新しいことにチャレンジすることは大変ですが、努力によって喜びに変わります。お互いあせらずこつこつやりましょう。
投稿情報: KA | 2007/09/21 07:30
こづさんコメントありがとうございます。ゼロはいつまでたってもゼロのまま。しかし一はいくつにもなる可能性があると思います。まずは挑戦する勇気が大切ですよね。私は自分が「これだ」と思った文章は見えるところに張っておきます。人はすぐ忘れてしまうから。何事もこつこつやっていきましょう。
投稿情報: KA | 2007/09/21 07:24
ナポレオンを乗せる馬さんコメントありがとうございます。野球部だったんですか。練習厳しかったでしょう。たとえレギュラーにならなくても「最後までやった」という思い出が「力」になっていると思います。こつこつやれば必ずゴールすると信じて頑張ってください。
投稿情報: KA | 2007/09/21 07:13