今年のKA教育の目標は「勢いある職場作り」。そのための最大のポイントはリーダーの成長である。リーダーが変わらなければ部下も伸びない。リーダーの成長なくして組織の成長はありえない。
武田信玄の「国を滅ぼす武将」についての指摘は重く鋭い。
「愚かな武将」は、わがままで自惚れ。家臣の褒めるままにいい気になって、自分がなすことの良し悪しもわからなくなってしまう。
「利口過ぎる武将」、すなわち「ずる賢い武将」は、すぐ天狗になるかと思うと、意気消沈しやすく、口では立派そうに言っていても、心底は無慈悲である。
「臆病な武将」は、愚痴っぽく、他人を嫉み、こびへつらい、ことをこねくりまわしすべてを遅怠させる。
「強過ぎる武将」は、前もって考えず、正しい諫言も聞かず、気負ってばかりでついには滅びる。
「愚か」「利口過ぎる」「臆病」「強過ぎる」。成長のためにすべて戒めたい。
人が成長するためにはライバルが必要だとよく聞く。確かに・・だが、ライバルと何を比べるのだろうか。他人と比較することは難しい。他人と競うことは疲れる。私は過去の自分と比べたい。1年前の自分、1ヶ月前の自分、昨日の自分。自分のライバルは過去の自分である。
自分の子どもとよその子どもを比較したがる親がいる。みなベースが違うから比べることは出来ないと思う。子ども達が少しでも変わってきたら一杯褒めて頂きたい。
「新しい自分」になるために、「新しい挑戦」をし続けて生きたい。
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私も中・高・大と卓球部に所属して練習に励んでいた時に良きライバルが、チームにたまたま存在していました。そのお陰で、闘争本能が燃え上がりました。
これがとても良い刺激となり、更に勝つための練習に拍車がつき技術面を高めることができました。
私自身、もともと運動があまり得意でな方ではありませんでした。日々の積み重ねが大切であったと本当に後になって感じるものです。
試合などで逆転劇が数々あり、これも練習の成果かな?と。
ライバルを見ながら、頑張ろうと鼓舞し行動したことが、実際には自分の弱いところの部分と駆引きだったのかもしれません。頑張れた瞬間。それは先生や大人たちに褒められたことが、チャレンジ力をアップできたと「感謝」と「思い出」が甦りました。
投稿情報: ピンポン | 2008/01/25 22:18
「人と比較すると、そこから不幸が始まる!」と先輩から言われた言葉は衝撃的でした。
その時の自分の心境は、まさに人と比較して落ち込んでいた時でした。
とても気が楽になりました。
人それぞれ個性があり長所も短所も違います。
昨日までの自分と比較し成長していく生き方は、自分らしく前向きに生きていける事だと思います。
投稿情報: 320 | 2008/01/24 09:09
先程20日なのに19日のコメントを送りました。すませんでした。
私も自分の子供を他の子供と比較して子供に意見してました。確かに1日前と比較して成長していれば褒めなくてはいけないですね。反省しなくてはいけません。寺田家のリーダーである私がこれでは、家族の成長が無いわけですね。
また武田信玄の「国を滅ばす武将」で私の場合はすべて当てはまりました。さらに反省です。とにかく努力し寺田家のリーダーとして相応しい人になります。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2008/01/21 23:46
確かにバブルが弾けてからどんなにがんばっても給料が増えない世の中になったと思います。経営者がいけないと思いますが、それよりももっといけないのがそういう会社で働く社員である私も含めた大人だと思います。一生懸命やっても給料が増えないため、夢を失った大人の姿を見た子供たちに「夢を持ちなさい。夢は努力すれば叶います」と言っても通じないと思います。私を含めた大人が、どんなに叶わない夢でもあきらめずに努力している姿を示さなくては子供も感じないと思います。今から私も夢に向かって努力してる姿を示していきます。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2008/01/21 22:47