「仕事で結果が出ない」A君と懇談した。A君は生真面目で言われたことは最後まで努力する頑張り屋である。なかなか結果を出すことが出来ず周りも心配している。本人の苦しみはどれほどであろうか。9年前に病気で学校を退職し起業したときと重なる。
歩んできたさまざまな経験を本気で語った。18年間の学校での出来事。病気になったこと。退職したこと。生きていくために起業したこと。全く売れず借金だけが増え続けたこと。死に物狂いで挑戦したこと。いい人との出会いで困難を乗り越えることが出来たこと。話している間にどれもこれも昨日のようにはっきり映像が浮かんできた。本当に辛かったが必死だった。
A君はいつも以上に真剣に聴いていた。
「なぜ結果が出ないと思う」。
「本気になっていなかった。何とかなると思っていた。慢心だった。」
例え本気になってもなかなか結果が出ないこともある。何とかなると思っているうちは何ともならない。慢心はもってのほか。
原因がわかればあとは実行するだけだ。
登山家の植村直巳氏は「自分で自分を褒めれるくらい頑張ろう」と言われていた。すべては自分との挑戦だ。
「結果が出るまで一緒に頑張ろう」。力強い握手を交わした。A君の表情はいつになく凛々しく見えた。
「これからだ!」。今の自分にも励ました。
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私の同僚で昨年10月に入社したひとがいますA君と同じように飛び込みやってもテレアポやっても結果がでず悩んでいました。しかし他の同僚の応援もあり彼はあきらめずにがんばっていたら、昨日なんと2件アポ取れました。それが自身になったのか今日も1件アポを取ってました。Aくんも結果がでるまでがんばることだと思います。そこでがんばったことが自分の血となり骨となるのではないでしょうか。私の同僚が1度結果をだしたらまもなく2つ目、3つ目になりました。Aくん今は修行中だと思ってがんばってください。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2008/02/08 00:21
どんな理屈よりも実際に経験してきた事の方が良く相手に伝わるのだと最近しみじみ思いました。
ここだけは外せないと思う勝負の時が人生にはあります。
そこをだましだまし避けながら生きてきたきた事が多かったと思います。
本気になって真正面から打つかって必ず乗り越えるんだ!
と常に言い聞かして自分を信じ励ましていきます!
明確な目標を立てて。
そして後はそれにむかって行動のみ。
です!
投稿情報: 320 | 2008/02/06 06:25
人生をドラマに置き換えてみると、前向きに行動が出来ることがあります。
マイナスなことばかり続く・・・。確かに本人は地獄のように感じていると思います。
暗雲との日々が続く。ここで大切なカギが、中々開けれない・・・。
しかし、マイナスはマイナスと掛け算すれば、プラス(+)に転じると発想をすればよいのでは。負荷(-)をバネに掛けるだけ掛けて蓄積するだけ蓄積して、跳ね上がるパワーへと転じて、必ず大逆転があると信じた方が、精神的に良いかもしれません。
今は、悩む時。考える時。力をつける時。と自身を鼓舞し、まさに「これからだ」こそが、エネルギーの糧と私も同感しました。
投稿情報: ピンポン | 2008/02/05 20:06