T高等学校のT先生と懇談する機会を得た。T先生は生活指導部長として、生徒の成長のために日々全力で取り組まれている。「3D教育プログラム」をご活用頂いて6年になるが、生徒の成長度合いを「エゴグラム診断」でみると、変化の様子に驚かされる。日々の先生方の生徒との関わり方の結果であろう。まさに「教育の成果」である。先生方対象の分析報告会で学校に伺っても、先生方の勢いと一体感を感じる。
以前は、T先生が、「3D教育プログラム」の窓口責任者であったため、定期的にお会いして打ち合わせを重ねた。最近はN先生に代わったため、久しぶりの懇談となった。
良い学校にするためにどうしたらいいか。
「私たち教員が変わらなければいけない。この精神で学校改革に取り組んできた。教員は私を含めて世間を知らない。自分の価値観だけで生徒と関わっているだけでは生徒を変えることは出来ない」と。
自分のやり方を変える。過去の価値観を捨てる。言葉で言うのは簡単だが、いざ実行となると並大抵のことでは出来ない。
「この3年間で退学者が3分の1になった。定員割れ寸前だったが、今では説明会にも800人くらいの方が参加して頂けるようになった」。笑顔の裏にご苦労のあとが伺えた。
先生方の「真剣な取り組みの連続」が学校をいい方向へ変える原動力となり、生徒への教育のレベルアップにつながったのであると思う。継続は力。努力はうそをつかない。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」。いつも自分に言い聞かせている。
まずリーダー自身が変わることだ。子どもたちのためにも成長し続けていきたい。
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