あっという間に11月になってしまった。今年も残すところあと2ヶ月。時の経過は本当に早い。
5月の生徒対象研修会中に、急にめまいに襲われた。その場は何とか最後まで行うことが出来たが、帰りはフラフラだった。やっとの思いで家にたどり着くことが出来た。医者の勧めもあり、当分の間、学校に行くことを取りやめ、担当校の仕事を部下に委ねるしかなかった。私を信じて予約を頂いた先生方に申し訳ない気持ちで一杯になった。
代わりに行った部下から、「○○先生が代表を心配されていました」。「○○先生から代表にゆっくり休んでくださいと言われてきました」など、沢山の温かいお言葉を頂いた。部下も必死になって支えてくれた。本当にありがたかった。一日も早く体調を回復して復帰したいと願った。
KA教育の春は一年の中で一番忙しい。社員も朝早くから夜遅くまで仕事に追われる。今年の春は特に忙しかった。一日8回の研修会と講演会を実施した日もあった。6月になったら少しは休める。大変なのは今だけだから頑張ろう。自分に言い聞かせながら学校に向かう日が続いた。そんな時にめまいに襲われた。
少し休めばすぐに体調が戻ると思っていたが、ちょっと起き上がって仕事をするとすぐに具合が悪くなる。本当に大丈夫なのだろうか。また仕事が出来るようになれるのだろうか。大きな不安で一杯になった。大原時代入院したとき、恩師、青木靖明先生から頂いた手紙の一説を思い出した。「この度の病気は天から頂いた休暇だと思ってゆっくり休んでください。」と。
9月中旬までの4ヶ月間、できるだけのんびり生活することを心掛け、ようやく学校に行けるようになった。
9月17日、東京学園高等学校での公開授業見学会が復帰後最初の仕事であった。駅を降りて学校に行くまでのワクワク感が今でも忘れられない。初めて行く小学校の入学式を思い出した。
仕事が出来るって素晴らしい。改めて思った。皆さん本当にありがとうございました。
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「健康第一」とよく聞きますが、本当にその通りだと思います。仕事においても、家庭においても、何をするにも健康でなければ、何もできません。自分も健康に注意していこうと思いました。
投稿情報: aya | 2008/11/17 22:57
回復されている様子が、伺え安心しています。
病を体験した人でなければ、「健康」であることがどれだけ素晴らしいかは、本人でなければ味わえられないと思います。
「人」あれ、「モノ」であれ、高速回転をすれば、熱を発したり、場合によっては壊れてしまいます。体調管理は、まさに「厳しさ」だったり時には休める「勇気」の2つ。
交互のバランスを持てるように自分にも確認点検をしたいと思います。
投稿情報: ピンポン | 2008/11/11 21:05
自分の事を一人でも理解してくれる人がいたらすごく励みになり心の支えになると思います。
本当に苦しい時、一緒になって悩んでくれ励ましてくれ、自分を信じてくれる人に、そういう人に自分もなりたいです。
そして自分のことを理解してくれる人を大切にし恩返しできるように成長していきたいです。
投稿情報: 三二〇 | 2008/11/10 19:56