都立高校のA先生と懇談した。
「最近、うちの生徒が変わってきた。意欲のある生徒が減ってきた。その原因は意欲のある教員が減ってきたからだと思う。」と寂しそうに話された。言葉の端々から「何とかしなければ」という先生の強い責任感、使命感が感じられた。
つい最近、生徒の意欲を高めるために「ワープロ大会」を企画されたそうだ。A先生一人でも出来るが、今後のためにも若い教員に協力を呼びかけたそうだ。ところが、「私がやります」と積極的に取り組もうとする教員はたった1名だけで、あとの教員は当日採点だけ手伝うようなスタンスであったそうだ。A先生もガッカリしてしまったと言う。
先生の一番大切な仕事は、「やる気のない生徒」を「やる気のある生徒」に成長させることだと思う。
「親が変われば子どもも変わる」というテーマで、年間100回程度保護者対象講演会を行っている。鋭い先生は『「教師が変われば生徒も変わる」ですよね』と言われる。
「本気は生徒に伝わる。本気は生徒をやる気にする」。大原時代からずっと実践して来た。
今こそ、親の本気、先生の本気、周りの大人の本気を子ども達に見せるときだ。
「本気は人を揺さぶる!」
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子供のことで考えることがあった。この子にあった方法は何なのか?どうしたらいいのか?と悩むことも多い。しかし、親として今が一番大切な時。と思い、本気で話し、本気で接した。少しずつ光が見えてきた気がします。
投稿情報: aya | 2008/11/26 21:31
現代社会の風潮として、「誰かがやるだろう・・・」と他人任せが強く感じるときがあります。
政治、金融機関といった混乱期の中、リーダーが必死に旗を振っているが、まわりの理解も増えない世界では、当人が一番辛いと思います。
改革は、まさに時間と労力が大量に費やされると思います。しかし、「本気」は最後は、「大樹」のように伸びていくことを信じて、自分らしく本気が伝わるまでエネルギーを使い続けることが大事。自分にも常に言い聞かせている今日。
投稿情報: ピンポン | 2008/11/26 20:55
育てると言うことはとても時間が掛かり根気のいること。
自分が変わることも大変なのに。
でも相手を変えるには自分が変わること。
一緒に成長していくと言う思いが大事だと言われた。
一緒に苦楽を共にしていくことだと。
地道に進もう。
投稿情報: 320 | 2008/11/25 08:25