トキワ松学園中学高等学校でKA教育3D研究会の公開授業見学会を開催して頂いた。トキワ松学園での開催は初めてである。毎年、公開授業を開催して頂いている順天中学高等学校は土曜日なので、例年多くの先生方が参加され順天中学高等学校のグループ・コミュニケーションを勉強される。今年度は11月29日(土)に開催したが、お忙しい中、15名の先生方が見学された。順天学園の先生方のスキルも年々向上されていることがとても嬉しい。
今回のトキワ松学園は開催日が平日なため、「授業で行けません」などの連絡を多数頂いた。折角、開催いただけるのに星校長先生や3D教育プログラムの窓口責任者である中山先生(KA教育3D研究会事務局長)に申し訳ない。ところが、当日は平日であるにもかかわらず、東京都内の先生だけでなく、長野県の松商学園、神奈川県の湘南学院、埼玉県の東農大三校などから16名の先生方がご参加された。3時間目のプロジェクトアドベンチャー(PA)は体育科の先生が指導する。身体を動かしながら生徒同士の一体感、連帯感を強め、協力することの大切さを教える。石川智美先生の進め方のうまさと生徒の積極的な取り組みは素晴らしかった。4時間目のグループ・コミュニケーションは中1年a組(遠山綾先生)を見学させて頂いた。グループ・コミュニケーションは、今、社会で一番必要なコミュニケーション能力を身につけることが目的だ。遠山先生の進め方はテンポがよく、生徒を引き付ける。特に導入が分かりやすい。工夫が伺える。事前準備がしっかりしているからであろう。生徒たちもテーマについて自分の考えをまとめ、グループの中でメンバーにきちんと意見を話していた。中学1年生なのに本当にしっかりしている。日頃の先生方の指導の結果であろう。
子どもたちのコミュニケーション力の低下が叫ばれている。学校における暴力行為の増加もその表れであろう。親や先生や周りの大人が、日常の生活の中で子どもの話を子どもの立場にたってよく聴くこと。その上で大人の考えを分かりやすく子どもに伝え理解させることが大切である。
============過去の記事はココから============
子供たちのコミュニケーション能力の低下は、わが子の学校生活の中でも実感している。言葉を交わすことのないコミュニケーションのとり方は、大人でも難しい。しかし、今の子供たちは、なぜか言葉(会話)をあまりしない。苦手なのか?家庭においてあまりしてこなかったのか?だからつい、暴力をふってしまったり、いじめになるような行動をとってしまう。やはり、学校ではなく、家庭に問題があるような気がします。
投稿情報: aya | 2008/12/18 08:44
子どもの遊び方や道具も刻々と変化しています。子どもは元来、好奇心の塊のようであり、いつも目がキラキラしていた方が、心の状態も身体状態もきっとバランスが良いと思います。
人との繋がりは、一生涯避けられない歩みゆえ、小さい頃からの人の輪にいち早く溶け込んで学ぶ機会があれば、幅のある行動も可能と感じます。
我家でも声を掛けながら、一緒になって喜怒哀楽を表現しています。
出きれば、夕飯などは一同に介した方がより美味しいスパイスが効きます。
投稿情報: ピンポン | 2008/12/13 18:42
まずは相手の立場にたって話を聞く事が大事。
しかし相手の立場に立てずに自分の言い分を述べてしまう。
わかっている様で難しい。
もう一度、自分の行動を振り返ってみたい。
投稿情報: 320 | 2008/12/13 17:49