妻マリ子と二人で夕食の準備をした。自慢の腕?を披露した。汗だくになった。7月に料理したときも母(昭子)が「美味い。これからは毎日作って」と笑いながら言った。喜ばれたことでその気になってしまったかな。いくつになっても褒められると弱い。喜んでもらえると嬉しい。美味そうな?料理がテーブル一杯に並んだ。母、妹(節子)、妻と4人でテーブルを囲んだ。今日はお盆だから亡くなった祖父(留次)、祖母(よし)も一緒にいるかもしれないな。今年3回忌の叔父(孝)も大好きな酒を飲んでいるかな。
夕食後、テレビで映画「硫黄島からの手紙」を観た。3年前に映画館で観たが改めて感動した。
栗林忠道中将(渡辺謙)は圧倒的な兵力の米軍に負けるとわかっても硫黄島に赴く。死ぬことが正義であるかのように。日本兵を前にして訴える。硫黄島を一日でも長く死守することが本土に残した家族を守ることに繋がると。1人で10人の敵を倒すまでは絶対に死んではいけないと。
日本兵は捕虜となって亡くなった1人の若い米軍兵士が大切に握り締めていた母親からの手紙を目にした。それは本土に残した自分の母からの手紙と同じ内容であった。「元気に帰って来い」。日本兵は気づいた。アメリカ人も日本人も同じ人間だ。決して鬼畜米英ではない。ある上官が死を覚悟して部下に叫ぶ。「自分が思うとおりに生きることが正義である」と。
戦争ほど残酷なものはない。戦争ほど悲惨なものはない。国のためにたった1枚の赤紙で強制的に召集される。国の指導者は敵国兵士を鬼畜米英などと言って煽る。同じ人間同士が殺し合う。たった一つしかない生命を奪い合う。みな同じ人間なのに。みな愛する家族がいるのに。教育によって人は幸福にも不幸にもなる。指導者の責任はあまりにも重い。教育の重要性を痛感する。もう二度と戦争をしてはいけない。大切な子どもたちを戦場に送ってはいけない。64回目の終戦記念日に強く思う。
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平和が一番です。
一日も早く平和な世界になる事をご祈念いたします。
投稿情報: 320 | 2009/08/27 00:10
私もNHKのあるドキュメンタリーを見て、特攻隊員で、終戦を迎えた老人の胸の内を聞き、
「戦争」ほど人間として愚かな行為であると、怒りさえ感じました。
国の指導者が、自らの私利私欲や単に名誉のためなのか。
今日の国際社会も相変わらず、愚かな指導者が未だに何処に胡坐をかいている。
そんな指導者は、最前線へ行って一番早く解決策をとれば、被害が少なく和解の道が
開けると確認します。
投稿情報: ピンポン | 2009/08/19 16:33