先日H高校のO先生から依頼を受けてO先生のクラス(1年生)でグループコミュニケーションの授業を行った。テーマはKA教育の「図書館はどっち?」。これはグループで各人に配られた情報を出し合いながら地図を作成するグループワークだ。メンバーに配られた情報を全て出し合わないと正解を導き出すことが出来ない。全員が協力しないと解答が出ない。自分一人くらい参加しなくても大丈夫だというわけにはいかない。
O先生のクラスは国公立クラス。全員が国公立大学合格を目指す少人数クラスだ。当然他クラスより勉強は厳しい。入学から1年近く経って自信を失いかけている生徒、意欲が無くなってきている生徒、諦めかけている生徒もいるとO先生は心配している。
大原時代2ヶ月日商簿記1級クラスや半年日商簿記1級クラス、税理士受験クラスなどの責任者を経験した。実際にクラス担任として1800人もの生徒指導にあたった。最初はやる気のあった生徒たちも難関な問題にぶち当たると自信を失くす。意欲がなくなり挑戦をやめようとする生徒も少なくない。教室が重い空気に覆われる。そんな時、一番大切なことは先生の熱い思いと生徒への励ましだ。毎日毎日生徒を励まし続けた。辛いのは自分一人だけではない。みんなで一緒に合格しようと言い続けた。最後に頑張るのは生徒本人だ。先生はいかに生徒のやる気を高め続けることが出来るかどうかが勝負だ。先生の思いは必ず生徒に伝わる。
自分を好きになろう。成功している自分だけでなく、うまくいかない自分も好きになろう。自分を好きになり自分を信じて夢を実現しよう。O先生のクラスの生徒に訴えた。みんな頑張れ!
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やるやらないは、本人しだいだが、やはり褒められたり励ましをタイムリーにもらえるとやる気が出る。
これは、子どもたちだけでなく大人も同じだと思う。
投稿情報: イチゴ | 2011/04/08 17:23