H高校のT先生と新年度の打合せをした。
H高校は11年前からKA教育の「3D教育プログラム」を取り入れ生徒指導に活用して頂いている。3、4年ほど前から「学校改革」に取り組まれ少しずつ成果が出てきたとT先生は笑顔で話された。大学の合格実績も伸びている。生徒数も増加している。KA教育の実践エゴグラムのデーターからもその伸びが窺える。きっと見えないところでご苦労されていることだろう。一番変わったのは先生方の顔つきだ。先生が変われば生徒も変わる。これからもコツコツと続けて頂きたい。
T先生が言う。最近の生徒は目標が低いと。自分が出来ることしか目標にしない。出来ないことに挑戦しない。大学受験でも以前の生徒はワンランク上の大学に挑戦した。最近の生徒は受かる大学しか受験しないと。そして入学段階からそのあたりの意識付けをしたいと話された。
なぜ高い目標に挑戦しない生徒が増えているのだろうか。
それはおそらく失敗を恐れるからではないだろうか。失敗して傷つきたくない。失敗して落ち込みたくない。自分を守りたい。そんな子どもたちが増えているのではないだろうか。
出来れば誰でも失敗なんかしたくはないだろう。目標を叶いたい。夢を実現したい。成功したい。上手くやりたい。誰だってそう思うだろう。
でも、失敗から学ぶことは大きい。社会に出たらみな失敗することがあるだろう。失敗を繰り返して、叱られて、落ち込んで、そしてその経験から学び、次に活かしていく。失敗は成長のプロセスだ。
子どもたちに言いたい。失敗を恐れず立ち向かっていこうと。失敗したら成長するチャンスだと喜ぼう。
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ピンチがチャンス!
失敗は、成功のもと。
七転び八起き。
子どもたちに教える大人が少なくなってきたのかな・・・。
投稿情報: イチゴ | 2011/04/08 17:13