やっと熱が下がってきた。1週間随分寝た気がする。気が付くと寝ていた。ふと目がさめて、朝なのか夜なのか分からないときもあった。疲労が溜まっていた事を実感した。働かせすぎて身体に申し訳ない。休めたおかげで色々考えることが出来た。
今、一番の願いはKA教育の社員が実力をつけて成長することだ。18年間の大原時代と10年間のKA教育のなかで、多くの素晴らしい人との出会いを頂いた。知り合う機会を頂けた。本当に運がいい。有難い。多くの人たちを見てきて、私なりに「成長出来る人の要件」がある。
私はよく自分の経験談を話す。逆に言うと経験したことのないことは話せない。小さい頃、祖父に教わった。「成功したければ成功した人のまねをしろ」と。「学ぶ」はまねてすることである。出来る人のまねをすることが「学ぶ」ことだ。私も小さい頃から出来る人に教わった。そしてまねた。初めはまねでもいい。そのうち自分流が出来てくる。ある教授は「着眼法」と名づけた。よく「物まね」というが出来る人のまねは自分を成長させてくれる。
大原時代、ある後輩がしょっちゅう質問に来た。こちらも忙しいので後にしてと言う。しばらくするとまた来る。あまりにもしつこいので応えてあげる。また数日経つと質問に来る。忙しいから後にしてと言うと、生ビールおごるから教えてと。そこまで言うならと居酒屋に行く。彼の行動パターンは単純である。聴く、実行する、疑問にぶつかる。また聴く、また実行する、また疑問にぶつかる。そしてまた聴く。出来るまで繰り返すのである。それ以外道はない。「成長出来る人」は行動を見ればすぐ分かる。
一方残念ながら変わらない人もいた。話はまじめに聴く(聞いているような顔をしている)が、その後全く質問に来ない。質問がないと言うことは何もやっていないということだ。「成長出来ない人」もまた行動を見ればすぐ分かる。
「成長出来る人」は成長したいという思いが強い。その強い思いが彼らを行動させるのである。
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