今年最後のKA教育3D(出来る・大丈夫・大成功)研修会を実施した。年3回、7月、9月、12月に行っている。今回は特別ゲストで友人の鈴木修一氏(サム教育学院理事長)と明星中学高等学校の飯島先生、清水先生の3名が参加された。KA教育の社員も突然のお客さんの登場にいつも以上に表情が引き締まっている。心地よい緊張感が会議室全体に漂った。
今回のテーマは個人の能力アップを目指した生徒対象研修会の実演と、自己評価と他己評価のエゴグラムの比較による現状理解と今後の具体的な行動目標の決定である。特に、後者はグループコミュニケーション形式で行った。
安部君は担当している明星の先生方が見学されていることもあっていつも以上に緊張していることが痛いほどわかる。中村君は元気がよく表情も明るくさすがにうまいとの評価を頂いた。彼は観客が一杯いるほうが燃えるタイプのようだ。大勢の生徒がいることを想定しての一人芝居は大変だが力がつく。みんな回を重ねるたびに確実にレベルアップしているのが嬉しい。
自己評価と他己評価のエゴグラムでは、一人ひとりが順番に前に出て、その人についての評価を具体的な事例をあげながら発表していく。言われるほうも耳が痛いが言うほうも相手の課題を指摘するのは言いにくい。発表の仕方、言い方がポイントとなる。コミュニケーションの一番大切なことは相手の立場になって話せるかである。相手に「もっともっとよくなって欲しい」という気持ちが強くないと成立しない。日頃一緒に働いていても、相手の課題はなかなか言えないものだ。発表者は自分の言葉でしっかり伝えようと努力していた。聴くほうも真剣に受け入れていた。最後の決意発表では全員が目を輝かせながら今後の具体的な取り組みを述べ継続する努力を誓った。「やり切った」という達成感、充実感が伺えた。
自分を知ることは本当に重要だ。研修準備は大変であったが最高の研修会になったことが嬉しい。来年もお互い成長しよう。
============過去の記事はココから============
最近のコメント