教育現場でいじめ問題がまた増加している。不登校もいじめが原因になっている場合がある。「相手を思う気持ち」が欠落しているのではないだろうか。夫婦の問題、親子の問題、上司部下の問題等、人間関係の問題の根本は、みなコミュニケーション不足によるものが多い。人と人とのコミュニケーションもまた、「相手の立場に立って考えること」が出来るかが鍵を握っている。「相手を思う気持ち」「相手の立場に立って考えること」。自分ではなく、相手を優先することが解決の糸口になるのではないだろうか。
社員のひとりとじっくり対話する機会があった。日頃は立場上、性格上どうしても自分の話しが長くなる。相手が話しているときも、自分の思考がグルグル回り相手の話をチェックする。これじゃだめだ。日頃、「コミュニケーションの重要性」を訴えている自分が原点に返らねば。自分の考えを一旦おいて、相手の話に全神経を集中して聴くことを決意し臨んだ。自分の大切な家族だと思って真剣に聴いた。相手の話がいつもと違って聴こえた。「そうだよな。辛いよな」。まず自分が相手の立場に立って聴かなければ、相手にも聴いてもらうことは出来ない。人は口は一つだが、耳は二つある。「話すより聴こう」。
お互い晴れやかな笑顔で対話を終えた。話せば分かり合える。
信頼関係がまた一歩深まった。自己満足かもしれない。
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