7月に引き続き社内研修を行った。参加者6名。前回は予想以上にみんなが頑張り、終了後のビールが最高だった。しかし、あと一歩合格ラインに届いていないということで、夏休み明けに再挑戦することになっていた。あれから一月半。夏休み明けということもあり、正直な気持ち「出来」が不安だった。よくなければ当然厳しく叱らなければならない。できることなら全員を褒めて研修を終わり、これからの仕事に勢いをつけたいと思っていた。
朝、専務(家内)と二人で本部教育開発室に行くと、いつも以上に引き締まった空気が私たちを迎えてくれた。皆の顔も真剣だった。「やるぞ」という強い意欲が伝わってきた。逞しく感じた。中村課長、上妻主任、3ヶ月の研修期間を無事終え、本日「辞令」を手渡した安部君の3名とも、多少課題は残ったものの、私の心配をよそに上出来だった。努力のあとが覗える。きっと暑いさなか今日の日を目標に一生懸命頑張ったのだろう。努力の顔は清清しい。努力の人は素晴らしい。努力の人は必ず夢を実現できる。努力は裏切らない。彼らもホットしただろうが私はもっと安堵した。彼らの努力が嬉しかった。「よくやった」と全員を褒めたい。「やれば出来る」。
人は「明確な目標」がないと頑張れないと思う。身近な目標をもち、目標に挑み、そして達成していく。喜びが湧く。自信がつく。成功体験は財産である。その小さな積み重ねこそが「生きる力」になるのではないだろうか。ピンチに立ったとき、努力を積み重ねてきた人は強い。この素晴らしいプロセスを子どもたちにも経験させたいと思う。大切な子どもたちが、将来大人に成長したとき、自らの力で厳しい社会を生き抜いていけるよう応援しなければならない。努力しなければ「生きる力」は身につかない。
研修という目標を乗り越えた彼らもまた一歩前進した。
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こづじゅさんコメントありがとうございます。私は保護者対象講演会で「結果よりプロセスを褒めてください」と訴えています。それは子どもの意欲を伸ばすため。大人も褒められれば嬉しいのでは。少なくても私は嬉しい。諦めないで努力を続けていけば必ず結果が出ると確信しています。結果を出すということは、ある哲学者の「勝つことは楽しい」につながる。
投稿情報: KA | 2007/09/10 08:16
計画をもってきちんと努力をすれば、きちんと自分も納得出来る結果が出せるはず。終わってから反省も大事ですが、「今しかない!今回限りなんだ!」と「日々、地道に努力すること」を自分に癖をつけていきます。社会は結局結果です。
投稿情報: こづじゅ | 2007/09/09 18:44
寺田さんコメントありがとうございます。「夢は実現するためにある」。いつも弱い自分に言い聞かせています。人は皆そんなに強くはない。差もほとんどない。だから頑張るしかない。頑張った人は前進し、頑張れなかった人は前進できない。夢実現のために一日一日を大切に送っていきたいと思います。
投稿情報: KA | 2007/09/08 11:02
私は35歳になるまで目標の大切さを知らないで生きてました。しかし今の会社に入社してから目標に大切を教わりました。イチロー選手や野茂選手、宮里藍選手、髙橋尚子選手、植村ナオミさん、古い方では野口英世など名が残る人すべての方は、志、夢、目標を持ち真剣に本気で取り組んだ方が成功していると思います。ということで今私は3年後の目標までかきました。ただ3年後の目標を実現するには、真剣に本気で取り組まなくては実現できません。私自身は真剣に本気に取り組んでますが?????。とにかく目標にむかってがんばります。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2007/09/08 00:58
いちごさんコメントありがとうございます。「わかっちゃいるけど止められない」という歌を思い出す。自分の中で理性と感情が喧嘩することがある。褒めることを自然に出来るようになりたいですね。
投稿情報: KA | 2007/09/07 17:28