お盆の最後の日、16日は「送り」といって仏様をお寺に送っていく日である。ちなみに、「迎え」はお盆の初日13日である。仏様は年に1回、3泊4日の里帰り?妻(マリ子)、母(昭子)、妹(節子)、叔父(宏)、叔母(キヨイ)と6人で会津田島の山寺(徳昌寺)に行ってきた。毎年の恒例である。
お寺から戻り叔父の家に寄った。これも恒例の食事会(飲み会かな)である。叔父、叔母が上手い料理、上手い酒でもてなしてくれた。私たちが行くと84歳になった祖母(キヨ子)も喜んでくれる。
叔母は最近「宝くじ」に凝っているそうだ。「当たったら皆でアメリカ行くべ」。屈託のない笑顔で誘われた。「アメリカより芦ノ牧温泉のほうがいいな」。「何だそんなんでいいの」。大きな笑い声が部屋中に響きわたる。上手い酒。上手い料理。元気な笑顔。今日お墓に戻った祖父、祖母たちも安心していることだろう。それとも一緒に加わりたいかな。
叔父が言った。「宝くじを買って、もし当たったら何を買おうかなって、いろいろ楽しいことを考えることがいいんだよ。当たる人数は少ないけど誰かは当たるんだから」と。
夢をもつことは素晴らしい。今、夢をもてない子どもたちが少なくない。本当にもったいないと思う。夢をもち、夢に向かい、夢を叶えていく。一つの夢が叶ったら、又次の夢に向かって頑張っていく。そんな経験を繰り返していくなかで人は成長していくのではないだろうか。私の好きな言葉「夢は実現するためにある!」。今後も努力を忘れず、夢実現のために元気一杯前進していきたい。そして、子どもたちにも呼びかけたい。
いつまでも笑い声が絶えない16日の夜だった。
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