先生方対象の「エゴグラム診断結果分析報告会」で東洋高等学校に伺った。KA教育の「3D教育プログラム」をご活用いただいて6年になる。毎回、担任の先生だけでなく全員参加である。先生方の意欲と学校の生徒指導に対する熱い想いが感じられる。やる気のある先生が多くいる学校は伸びる。春の診断結果に比べてエネルギーが高まった生徒が多くいた。エネルギーが弱すぎる生徒は殆どいない。大変嬉しい。先生方の一体となった日々の指導の成果である。
「3D教育プログラム」の窓口責任者で、総合学習推進部長の市川良幸先生と懇談した。3年生の特進クラスのご担当である。今回の結果を見ても順調に成長されていることが伺える。生徒は皆、国公立や難関私立大学を目指している。今の生活は勉強のことばかりで他の事は何も考えられない生徒が多いという。当然であろう。
「グループ・コミュニケーション」の話題になった。最近、「世界がもし100人の村だったら」を実施したそうだ。「この地球上に、食事も満足に取れない。安全な水を飲むことが出来ない。戦争におびえた生活を送っている。十分な教育を受けることが出来ない。という多くの人たちの存在を知り、自分たちは幸せであることに気づいた」。「自分のことしか考えられない自分が恥ずかしい」。「もっと頑張ろう」。など積極的な意見が多く出たと言う。
生徒が積極的に授業に取り組み、コミュニケーション能力を高めることを目指した「グループ・コミュニケーション」。上手くいったということは先生と生徒の日頃の信頼関係が成立している証拠でもある。意欲ある先生が意欲の高い生徒を育てることが出来る。
夢に向かって全力で頑張って欲しい。夢は実現するためにある!
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将来何になりたくてこの大学に行くのか、またこの学部を目指すのか、市川先生はこの部分を勉強以前に力を注いでいる方だと思いました。確かに生徒にそういう気持ちがあるのと無いのでは、学力向上のスピードが違うと思います。また「世界がもし100人の村だったら」というテーマのグループコミュニケーションでいかに自分は幸せで恵まれているか、恵まれない人になにができるか、そのために将来何になりたいか、など今子どもたちに足りない部分を1度に学習できると思います。これが本当のゆとり教育ですね。世間ではゆとり教育が失敗したと言われてますが、市川先生ような方が少ないからだと思いました。生徒がそういう気持ちで勉強すれば学校で授業時間増やさなくても自ら勉強すると思います。また人間的に素晴らしい人も育ちます。市川先生がんばってください。
投稿情報: 寺田 誠司 | 2007/11/11 22:49
色んな経験をする事はとても大事だと思います。
沢山の事を学ぶ事もとても大事だと思います。
よく考える事もとても大事だと思います。
その上で沢山の経験や学んだ事、考えて思った事を発表しあう場がとても重要だと思いました。
その事によってコミニケーション能力が高まり新たな発見があるのだと思いました。
お互いがどういった人間なのか知る、伝えるといった事が大切なんだと思いました。
投稿情報: ('э') | 2007/11/09 23:08
伸ばそう!伸びよう!と自分も廻りも一致団結してる組織は、循環がとてもスムーズに思います。
身体も環境もドンドンとプラス方向へベクトルが向かっている証拠ですね。更に自信がつき、良い結果が見えはじめると一段と子どもも先生も肩車を組んでしまいますね。
また楽しく愉快で仕方がなく、たまりませんね。
「結果」の前には、必ず、「原因」となる元がしっかりと持った人が、一歩一歩確実にものにしていると思います。
最後にきっと良い笑顔になっていくことでしょう。
このまま東洋高等学校の生徒たちにエールを送りたいと思います。
さあ、更に前進!頑張れ!
投稿情報: ピンポン | 2007/11/09 20:38